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- ティーイングエリアに忘れると最悪… 冬のラウンドで頭を悩ます「上着を着たまま打つか毎回脱ぐか」問題
冬のラウンドで悩むアマチュアが多い「ショットごとに上着を脱ぐか、着たまま打つか」という問題。毎回脱ぐのがショットするうえではベストですが、そのままティーイングエリアに忘れたり、スロープレーにつながる恐れもあります。
上着を着ないと寒いが着たままだと動きづらい
先日のラウンドで、ティーイングエリアに女性用の上着が落ちていました。おそらくティーショットを打つ前に上着を脱ぎ、打ち終えた後に着るのを忘れたのでしょう。
上着の袖についた枯れ芝を払い落とし、乗用カートのカゴに積んでおいたところ、グリーンに到着したとき前の組の女性が心配そうにやってきて、「上着の忘れ物はありませんでしたか?」と声をかけてきました。「キャロウェイの赤いアウターが落ちていましたよ」と返事をすると、「それ、私のです!」「ありがとうございました!」とうれしそうに微笑んでいました。
冬のラウンドは寒いので上着は必須アイテムですが、ショットを打つ際はスイングの邪魔になるので脱いだほうがいい、とプロゴルファーは口をそろえます。実際そのとおりで、上着を着たままショットすると体が回りづらくてトップが浅くなり、手打ちスイングになることもあります。
したがってショットのたびに上着を脱ぐのがセオリーですが、アマチュアは上着を脱いだからといってナイスショットが出るわけではありません。寒さに震えながらショットを打つと、体もスイングも縮こまってダフリやチョロが出ます。そうすると次も自分の打順なので、慌ててプレーすると脱いだ上着を忘れます。

プロゴルフトーナメントを視聴していると、選手たちが自分の打つ順番になると上着をサッと脱いでキャディーに渡し、素振りを2~3回してから「スパン!」とナイスショットを放ち、キャディーが差し出した上着をさっそうと着るシーンを見かけます。
でも、プロはキャディーがいるから上着を持ってくれますし、大きなミスショットもないのでスムーズに着脱できるのです。セルフプレーでミスショットだらけのアマチュアは、ショットのたびに上着を脱ぐのは大変です。
筆者はティーショットの待ち時間だけ上着を着用し、ティーショットを打つ順番になったら脱ぎます。そしてティーショットを打ち終えてからカップインするまで着ません。カートに積んでおきます。
逆にいうと、上着を脱いでプレーしても寒くないように、セーターの下にあったかインナーを着込んでいます。それでも寒い場合は衣類に貼るカイロや持ち歩きタイプのカイロで体の隅々を暖めています。近年は冬の寒さが以前よりもやわらいでいますから、それで何とかしのいでいます。
ゴルフ場は想像以上に寒い
今でこそ上着を脱いでも寒さがしのげる完全防備でプレーしていますが、ゴルフを始めた当初は寒さに凍えながら修行のようなラウンドを何度も経験しました。
ラウンドの頻度が少なかったころは、ポロシャツの上にセーターで十分だと思っていたら、コースに出るとビックリするほど寒かったことがあります。アゴが震えて歯がカチカチ鳴るほど体が冷え、慌ててレインウエアを着込んだことや、ハーフターンのときにゴルフ用ではない普段着の防寒ウエアをロッカーから引っ張り出したこともありました。
近年は地球温暖化の影響で、冬のラウンドよりも夏のラウンドのほうが過酷といわれています。ですが、冬も夏も天気に当たり外れがありますから、気温が低くて風が強いと、めちゃめちゃ寒いです。
寒くて体の芯まで冷え込むと、何が楽しくてボールを打っているのか分からなくなることがあります。「スコアなんてどうでもいいから、早くクラブハウスに戻って風呂に入り、温かいお湯に浸かりたい」と思うこともあります。
それでも風呂に入って体が温まると、ラウンドのつらさはすっかり忘れ、「今度はもっと暖かい格好でプレーしなきゃいけないな」と次回のラウンドの計画を立てているのですから、ゴルフは何とも不思議な魅力を持ったスポーツです。
保井友秀(やすい・ともひで)
1974年生まれ。出版社勤務、ゴルフ雑誌編集部勤務を経て、2015年にフリーライターとしての活動を開始。2015年から2018年までPGAツアー日本語版サイトの原稿執筆および編集を担当。現在はゴルフ雑誌やウェブサイトなどで記事を執筆している。
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