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- 震えながら「なにか防寒具を貸してもらえますか?」という人は意外と多い!? 冬のゴルフ場で実際に起きている“寒さ”トラブル
冬場のゴルフ場では季節ならではのトラブルが発生しているといいます。ゴルフ場関係者に詳しく話を聞きました。
運動するといってあまりにも薄着で行くと痛い目に遭う
2025年にゴルフを始めた人は、冬のゴルフ場でラウンドした経験がない人もいるでしょう。冬は澄んだ空気の中でプレーできる気持ちよさがある反面、ビギナーにとって思わぬ落とし穴もあります。
今回は冬のゴルフ場に初めて来るビギナーに気をつけてほしいことをゴルフ場関係者に聞いてみました。
「一番心配なのは、やっぱり薄着ですね。ビギナーの方は『どうせ運動するんだから』みたいな感じで、けっこう薄着で来られることが多いんですよ。でも、冬のゴルフ場は風が吹いたら極寒になりますから、そのあたりのことを考慮してウェアを選んでいただきたいと思います」
「お金のある方はクラブハウスのショップで防寒着を買えばいいんですけど、若い人たちはそういうわけにもいきませんからね。あまりにも寒そうにしていたら、マスター室に置いてあるカッパを貸してあげたりすることもあります」

「つい先日も、若い女性のお客様がとても寒い日にいらして、どう見ても薄着だったので、スタッフのジャンパーを持って行ってもらいました。ジャンパーを着たままだと着ぶくれしてクラブをスムーズに振ることはできませんけど、移動時間に羽織って暖を取るだけでも、だいぶ違いますからね」
ゴルフ場は普段の通勤で街中を歩いているときとは環境が全然違います。山の中に入ってハーフ2時間以上、外を歩き回りますから、気温が低くて風が強いと体感温度が一気に下がります。
ゴルフ場に着いてゴルフウエアに着替え、マスター室前でスタートの準備をしている時点で寒いと感じたら、コースのスタッフに「この格好でコースに出ても大丈夫ですかね?」と聞いてみてください。スタッフが「大丈夫じゃない」と判断したら、防寒着を貸してくれることもあります。
ゴルフ場からすると、お客様が寒さに耐えられずラウンドを途中でリタイヤしたり、低体温症になったりするよりも、クラブハウスに無事帰還できる格好でスタートしてくれたほうが安心です。
親切なゴルフ場は使い捨てカイロを「ご自由にお取りください」と置いてあったりもします。防寒対策はくれぐれも慎重に、「寒いけど何とかなるでしょ」と勢いで乗り切ろうとするのはやめたほうがいいです。
冬の芝生は滑るので転んでケガをする人が増える
それともう一つ、こちらはビギナーに限らずベテランゴルファーにも注意してほしいのは足元の安全です。冬の芝生は乾燥して非常に滑りやすくなります。特にアップダウンの多いコースだと、プレーを急ぐあまり坂道を走ったりすると、滑って転んでケガをしてしまうケースが多くなります。
最近はソフトスパイクだけでなくスパイクレスシューズもグリップ力が高まっていますから、普段のラウンドでティーイングエリアに上り下りする際、斜面をショートカットして小走りする人がいます。
でも、冬場は絶対にやめたほうがいいです。冬の斜面は普段よりも滑りやすいですし、急斜面で滑ると止まりません。滑った瞬間に足をくじくだけでなく、尻もちをついた体を支えるとき地面に手をついて手首を痛めることもあります。必ず階段を使ったほうがいいです。
冬のラウンドで同伴者が滑って転ぶと「大丈夫ですか?」と心配しますが、転んだ本人は血が出ているかどうか確認し、出血していなければ「大丈夫です」とラウンドを続行します。そして何事もなかったかのように18ホールを完走するのですが、クラブハウスに戻ってお風呂のお湯に浸かり、体を温めているうちに血行がよくなって痛みが出てくることがあります。
そして次回お会いしたとき「実はあの翌日、朝起きたら痛くて箸が持てなかったんだ」とか「痛みがひどかったので病院に行ったら骨にヒビが入っていたよ」という後日談を聞いたこともあります。
冬のラウンドはくれぐれも暖かい格好でコースに出て、無理せず安全にプレーすることが楽しむコツです。
保井友秀(やすい・ともひで)
1974年生まれ。出版社勤務、ゴルフ雑誌編集部勤務を経て、2015年にフリーライターとしての活動を開始。2015年から2018年までPGAツアー日本語版サイトの原稿執筆および編集を担当。現在はゴルフ雑誌やウェブサイトなどで記事を執筆している。
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