- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフライフ
- 「お風呂へはスリッパで行くべき?」「マスター室ってどこ?」など… ビギナーには難しい“クラブハウス周辺の使い方”とは?
何度かプレーするとすぐに慣れるのですが、初めてゴルフ場にいくビギナーは「ロッカーの使い方」や「風呂の入り方」など戸惑う場面が多いのがゴルフ場のクラブハウスです。
ビギナーはクラブハウスの使い方も分からない
先日のラウンドで、スタート前にロッカールームで着替えていると、同じ列に60代と思われる男性と20代と思われる男性が一緒に入ってきました。そして60代男性が20代男性に「君のロッカーはここだから。じゃあ、着替えが終わったらマスター室前に集合ね」と伝えてから、自分のロッカーに向かいました。
20代男性は「はい、分かりました!」と元気よく返事して着替え始めたものの、すぐに首をかしげ、60代男性を慌てて追いかけました。60代男性は隣の列にいたらしく、「どうしたの?」という声がロッカー越しに聞こえてきました。20代男性は「マスター室って何ですか?」と質問しました。
「マスター室はコース側の自動ドアを出たところにあるから。行けば分かるから」と答えました。20代男性は「はい、分かりました!」と返事をして自分のロッカーに戻り、着替えを再開しました。
20代男性はきっとゴルフ場に来るのが初めてなのでしょう。「マスター室」という単語は、ゴルフ場以外で耳にすることはほとんどありません。それなのに「マスター室前に集合」といっても伝わるわけがありません。

筆者はこの時点で2人の関係性に興味津々です。普通に考えたら会社の上司と部下でしょう。20代男性は新入社員か、新しい部署に配属された若手社員で、2026年は仕事の取引先と一緒にゴルフに行く立場になるので、上司が部下にゴルフのマナーをひととおり教えておこうという趣旨のラウンドだと思われます。
「もう少し親切に教えてあげればいいのに」という気もしますが、ロッカーの前まで案内している時点で十分に親切です。60代男性は何の悪気もなく「マスター室」という単語を使い、その言葉が伝わらなかっただけの話です。
20代男性はオドオドしながら真新しいゴルフウェアに着替え、ロッカーにカギがかかったかどうかを入念に確認し、キョロキョロしながらマスター室前へと向かいました。
風呂の入り方も分からないことがある
彼と再び出会ったのは、18ホールのラウンドを終えた後のロッカールームでした。上司とロッカー越しに話をしているのを聞いていると、風呂に入ってから2階のレストランでコーヒーを飲むようです。
風呂に入るといっても、ちまたの銭湯や温浴施設と一緒なのか、それともゴルフ場独自のルールがあるのか、ビギナーには分かりません。20代男性は申し訳なさそうな表情をしながら「着替えは持っていくのですか?」「タオルはどこにあるのですか?」「スリッパに履き替えたほうがいいですか?」と質問攻めです。
ゴルフ場の風呂の入り方は、コースによって意外と異なります。着替えを浴室まで持って行き、脱衣所で裸になるのが一般的ですが、浴室に脱衣所がなく、ロッカーの前で裸になる施設もあります。
「なんでこういう仕組みなのですか?」とゴルフ場に聞いたところ、「オーナーが超合理主義者で、『ロッカーがあるなら脱衣所はいらないだろう』ということで、こういう形になりました」とのことでした。
それはさておき、風呂から上がって帰り支度を始めた彼が、またもや不安そうな表情を浮かべました。そして上司のところへ行き、「ロッカーの荷物はこのまま置いといていいのですか?」と質問しました。
すると上司は「ロッカーの荷物は出しといたほうがいいな。フロントの前にアレがあるから。アソコに置いとけばいいから。行けば分かるから」と伝えました。彼は「はい、分かりました!」と元気よく返事し、ロッカーの荷物を取り出してフロントへと向かいました。
「フロントの前のアレ」というのは、たぶん荷物置き場のことです。この上司は親切ですが、言葉の選び方が雑です。彼の後ろ姿を見送りながら「荷物置き場の存在に無事気づき、レストランで穏やかな気持ちでコーヒーを飲んでほしいな」と思わずにいられませんでした。
保井友秀(やすい・ともひで)
1974年生まれ。出版社勤務、ゴルフ雑誌編集部勤務を経て、2015年にフリーライターとしての活動を開始。2015年から2018年までPGAツアー日本語版サイトの原稿執筆および編集を担当。現在はゴルフ雑誌やウェブサイトなどで記事を執筆している。
最新の記事
pick up
-
西村優菜と共同開発! 理想の高弾道とスピンを実現した「QUANTUM MINI SPINNER」がついに発売!<PR>
-
「上達志向ゴルファーに最適解!」 “飛んで止まる”テーラーメイドのNew「ツアーレスポンス ストライプ」登場<PR>
-
“自分で操りたい派”に刺さる? テーラーメイドの新「SYSTM2(システムツー)」パター登場! 世界的ヒット作「スパイダー」との違いは?<PR>
-
今後ゼクシオはどこへ向かうのか? 家田社長が語る「25年」の継承と「XXIO 14」の挑戦<PR>
-
これが最新電気自動車の現実だ! 往復600キロのゴルフ旅を日産 新型「リーフ」で行ってわかった“BEVの安心感と実用性”<PR>
ranking








-150x150.jpg)

