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- 「売れ筋=正解」じゃない? インフルエンサーが選ぶ“コースでかぶらない”ウエアブランドとは
「そのパーカー、街着じゃないの?」「え?どこのブランド?」そんな会話がラウンド中に聞こえてきたら、それは“今”のブランドかもしれません。
近年のトレンドは“ちょうどいいカジュアル”
近年のゴルフ場では、「いかにもゴルフ」といった装いよりも、街でも違和感なく着られる“ちょうどいいカジュアル”なウエアを選ぶゴルファーが増えています。
SNSで話題になるのは、もはや定番ブランドだけではありません。ポイントは「街で着ても自然なのに、コースに立つときちんと映える」こと。そのバランス感覚が、いまのゴルフファッションの空気をつくっています。
この変化をいち早くキャッチしているのが、SNSで発信するゴルフ系インフルエンサーたちです。スポーティー派の重田冴文さん、ベーシック派の山内美奈さん、きれいめ派の高沢奈苗さん、テイストの異なる3人の声を並べると、「いま支持されているウエア」の輪郭が浮かび上がってきました。
主役になりつつあるのは、“ゴルフっぽさ”よりも“日常っぽさ”を上手に取り入れたスタイルだといえそうです。

■重田冴文(@saaya98__golf)フォロワー数1.3万人
鎌倉でインドアゴルフを運営。ブランドに囚われないスポーティな着こなしが得意。イベント企画・運営やSNSでも活動。PRGR・GARMINの魅力も発信中。ベスト:LT76/RT80。
■山内美奈(@mina37golf)フォロワー数2.8万人
多い年は年間180ラウンドの実戦派。BS12「ゴルフ女子ヒロインバトル」3回優勝など。シンプル&ベーシック派。ベスト:LT74/RT84。
■高沢奈苗(@nanaetakasawa)フォロワー数3.5万人
MC/モデルとしても活躍。YouTube「ゴルフななちゃんねる」で発信中。きれいめ×都会派コーデが特徴。ベスト:LT75/RT84。
※フォロワー数は2026年2月時点
「それ、どこの?」が最大の褒め言葉
「いま人気のゴルフウエアブランドは?」と聞かれても、ひとつの名前だけを挙げるのは難しくなりました。最近のゴルフ場では、一ブランドで全身を固めるスタイルは少数派になりつつあります。スポーツブランド、アパレル発ブランド、韓国ブランドなどをミックスしながら、その日のメンバーやコースに合わせて“ちょうどいい塩梅”を探る人が増えています。
ナイキやアディダスなどのスポーツ系はロゴ控えめで配色もシンプル。価格帯も含めてベースウエアとして選びやすい存在です。ビームス ゴルフや23区ゴルフといったアパレル発ブランドは、街着の延長で選べるシルエットとデザインで支持を集めています。
さらに、韓国発の「WAAC(ワック)」や「UTAA(ユタ)」、アメリカ・LA発の「Malbon(マルボン)」など海外ブランドは「人とかぶらない」「ミニマルでおしゃれ」といった理由から、小物を含めて取り入れる人が急増。Q&Aサイトでは「普段着もスーツもネイビーやグレーが多いので、ゴルフウエアも自然とモノトーン中心になった」(40代男性・会社員)といった声もあり、総柄で差をつけていた世代が、今は“モノトーンを軸に一点だけ遊ぶ”傾向にシフトしていることが読み取れます。
いつもどこか新鮮なウエアをさらっと着こなす彼女たち。その背景にあるのは、「それ、あの人も着てたよ」と言われる“かぶり”を避けたいという意識です。
だからこそ、「それ、どこの?」は最大の褒め言葉になります。ただし、レアなら何でもいいわけではありません。3人に共通していた基準は、「トレンド感はあるのに、やりすぎない」「ゴルフ場でも日常でも成立する」という2点でした。
この視点で名前が重なったのが、「RUFFLOG」「Malbon Golf」「Resurrection」の3ブランド。
重田さんはRUFFLOGを「一目惚れ。女の子心を一瞬でつかんでくる」高沢さんはMalbon Golfを「私服みたいに着られるラフさがいい」山内さんはResurrectionを「きれいめ好きに刺さる。キャディーバッグは使っている人が多い」と、それぞれ推していました。
ほかにもユナイテッドアローズ ゴルフ、キャプテンズヘルム、ANEWといったブランドが挙がり、“新しさ”だけでなく“ほどよい抜け感”のあるウエアが選ばれていることが分かります。
人気急上昇中ながら“まだかぶりにくい”オススメは?
売れ筋として名前が挙がりやすいのは、ナイキやアディダスなどのスポーツ大手、キャロウェイやパーリーゲイツといった王道ブランドです。失敗しにくく、手に取りやすいから。
いっぽうSNSで話題になりやすいのは、先ほど挙げたようなかぶりにくさや今っぽさがあるブランド。だから両者の並びが違って見える。王道の安心感と、新顔の面白さが同時にある、それが“今”のゴルフウエアです。
情報に敏感な彼女たちに、「最近じわっと来ているのに、まだまだコースでかぶりにくい」ブランドも聞きました。名前にピンと来たら、かなりの情報通かもしれません。
・XEXYMIX(ゼクシィミックス):韓国発。「日本にはあまりないテイスト」(高沢さん)。ヨガの印象が強いぶん、ゴルフウエアとしては“意外性”で目に留まりやすい存在です。国内でも店舗でゴルフウエアの取り扱いあり。
・#FR2GOLF(エフアールツーゴルフ):「レアすぎて印象に残った」(山内さん)実店舗が限られ、オンラインもタイミング次第。この“入手の難しさ”に特別感が。
・ENTI(エンティ):「可愛いのにラク」このバランスがゴルフ女子に刺さる新顔ブランド。(重田さん)“ゴルフと日常をつなぐ”を掲げ、日常でも着やすい。オンライン中心、セレクト/通販での取り扱いも。
・MOINSDIX(モアンジース):「着心地と動きやすさに感動」見た目だけでなく“実用で選ばれる”タイプ(重田さん)。須藤裕太プロ監修で、ポップアップやショップ展開もあり。※すべてメンズ展開あり
こうしたレア系の新情報は、まずSNSに集まりやすいそう。おすすめで流れてきて気になったら、タグを辿って投稿を見る。展示会やポップアップで実物を確かめ、仲間同士で「これ良かった」を共有する。最新ブランド探しは、買い物というより探し当てる“発掘”に近いのだといいます。いまは「何を着るか」だけでなく、「どう出会ったか」というストーリーまでが重要になっています。
ゴルフウエアの選択肢が増えた昨今は、「いかにもゴルフ」より、私服の延長として“おしゃれを楽しむウエア”へ意識が移ってきているといえそうです。インフルエンサーたちが新顔ブランドを挙げたのは、流行を追うというより、そのほうが自分のスタイルを作りやすいから。
多数派の王道とレアな新顔。どちらも同じ市場の中で共存していて、そこにいまのゴルフファッションの面白さが出ています。
文/井上茜
1979年東京生まれ。外資系ゴルフメーカーでPRを務め、女性ゴルファー支援プロジェクトの立ち上げにも携わる。ファッションアパレルでのプレス経験も持ち、ウエアとギアの両面に通じた知識を活かした記事を得意とする。
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