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- 「ビギナーに7番アイアンは絶対握らせません」 ドライバーから指導する異色の女性レッスンプロ “納得の理由”とは?
ビギナーはまずどのクラブから練習を始めるのが最適なのでしょうか。最短でコースデビューする方法をティーチングプロの安藤恵莉氏にうかがいました。
ビギナーに「今の7番アイアン」は難易度が高い
春の陽気が心地よい4月は、新社会人としてのスタートや社内コンペなどを機に、ゴルフデビューを果たす人が多いシーズンです。 意気込んで練習場やスクールへ行くと、「ビギナーはまず7番アイアンから」とクラブを渡され、ハーフスイングの練習からスタートする光景を思い浮かべる人も多いかもしれません。
これはゴルフ界において長年の“セオリー”とされてきましたが、令和のゴルフ指導においては、その常識が変わりつつあるようです。岐阜県にある4+FUNゴルフスクール代表で、ティーチングプロの安藤恵莉氏は以下のように話します。
「私のレッスンでは、ビギナーに7番アイアンは絶対に握らせません。基本的には“ドライバー”から練習をスタートしていただきます。かつてはアイアンセットの中心番手とされていた7番ですが、クラブの進化でロフトが立ち、現在は球が上がりにくい『難しいクラブ』になりつつあるからです」
「ビギナーにはまず“ボールを飛ばす快感”を知ってもらいたいといった思惑もあります。ドライバーはヘッドのフェース面が一番広く、実はボールを拾いやすいクラブ。当たれば飛んで『楽しい!』と思えることが、継続への一番のモチベーションになります」

まずドライバーで大きなスイングアークの動きを覚えたほうが、体を使ったパワーのある動作が自然と身につくメリットもあるそうです。さらに並行して“9番アイアン”で練習するのがオススメだと話します。
「9番アイアンはヘッドが重く、シャフトが短いため、クラブの重量を感じやすく振りやすいのが特徴です。まずは50ヤードあたりを目標に飛ばす練習から始めるのが良いでしょう。この2本のクラブを重点的に練習しておけば、その間の番手も自然と打てるようになっていきます」
「ただ、楽しいからといって力任せに振るのは禁物です。ビギナーの場合、ダフった衝撃で手首を痛めたり、肋骨を疲労骨折したりするケースも少なくないため、“強く当てる”ことよりも“振り慣れる”意識を持って練習に取り組むと良いでしょう」
ゴルフスイングは日常生活では行わないような動きをするため、いきなり練習に没頭しすぎてケガをする人も多いそうです。そのケガがきっかけでゴルフをやめてしまう人も一定数いるそうなので、気をつけたほうが良いでしょう。
最低5本のクラブが打てればコースデビューは可能
また、コースデビューに向けて目指すべき飛距離の目安と打てるようになるべき番手についても教えていただきました。
「あくまでも目標ですが、9番アイアンで男性なら100ヤード(女性60ヤード)、ドライバーは男性180ヤード(女性130ヤード)ほどが打てるようになれば十分です」
「基本的には、ドライバー、ユーティリティー、9番アイアン、アプローチウェッジ、パターの5種類さえそれなりに打てれば、十分にコースは回れてしまいます。すべてのクラブを満遍なく打てるようになる必要はないので、完璧主義になりすぎず、クラブを厳選して練習に励むと良いでしょう」
ロフトが立って難易度が高くなったとされる7番アイアンに固執して遠回りするのではなく、まずはやさしいクラブから確実に上達させていくことが、コースデビューへの近道と言えそうです。新たにゴルフを始めようと考えている人はぜひ参考にしてみると良いでしょう。
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