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- 共感集まる“80歳の壁” 「2025年問題その後」記事への反響から考えるゴルフ会員権の価値
「70代までは元気でも、80代になるとゴルフから離れる人が増える」。そんな現実を伝えた記事に多くの反響が寄せられました。読者の声から見えてきた、会員権の価値とゴルフ人生の転機を探りました。
80歳前後が一つの節目になる
「ゴルフのニュース」が配信した「70代は現役でも80代で退会増加… ゴルフ場が直面している現実と『2025年問題』その後」という記事に、多くの読者から反響が寄せられました。
記事では、ゴルフ場関係者への取材をもとに、会員ゴルファーは70代までは比較的元気にプレーを続けるものの、80代に入ると来場回数が減少し、年会費と利用頻度のバランスを考えて退会するケースが増える実情を紹介。また、若いゴルファーは増えているものの、実際に会員権を取得する層は50~60代が中心であり、ゴルフ場ごとに会員維持と新規獲得の間で戦略が分かれている現状を伝えていました。
読者コメントを見ると、多くの人が「80歳前後が一つの節目になる」という認識を持っていることが分かります。
現在71歳という読者は、「ゴルフ場へのマイカー運転も80歳が一つの分岐点」と指摘。健康状態に問題がなくても、運転への不安や体力面を考えると、実際にプレーを続けられるのは80歳前後までではないかと語っています。

また、69歳で40年以上のゴルフ歴を持つ読者からは、「身体の痛み」「飛距離低下」「コースへ行く面倒さ」などが徐々にプレー意欲へ影響してくるという実体験も寄せられました。特に印象的だったのは、「スコアが出なくなったことでモチベーションが落ちた」という声です。加齢による体力低下だけでなく、競技成績やゴルフの楽しみ方の変化も、コースから足が遠のく理由になっているようです。
一方で、多くのコメントに共通していたのが、「会員権の価値は昔とは大きく変わった」という指摘でした。
ある読者は、競技志向でクラブチャンピオンを目指すようなゴルファーであれば会員権は必須だとしながらも、純粋にゴルフを楽しむエンジョイゴルファーであれば、一人予約サービスや予約サイトの充実によって、以前ほど会員権の必要性は高くないと分析しています。
また、71歳の読者は、年会費の元を取ろうとすると年間15回程度のプレーが必要になると試算。退職後に平日プレーが可能になったとしても、ビジター利用との比較で考えれば、会員資格のメリットは以前より薄れているとの見方を示しました。
30年以上にわたり2コースの会員権を所有している読者からは、さらに興味深い指摘もありました。購入当時は2コースで700万円以上した会員権が、現在では100万円程度で取得できるようになったといい、「今は資産というより利用権に近い存在になっている」と感じているそうです。
「会員」と「ビジター」のバランスを懸念
その一方で、会員制度そのものを見直すべきだという提案も見られました。高齢会員向けに年会費を引き下げたり、子どもへ名義変更した場合に親世代へ特典を残したりする制度を評価する声もあり、高齢化が進む中で柔軟な会員制度の必要性を訴える意見が目立ちました。
さらに、ゴルフ場経営における「会員」と「ビジター」のバランスを懸念する声も寄せられています。
ある会員は、近年予約サイト経由のビジター利用者が増えたことで、プレー進行やマナー面への不満が増加したとコメント。以前はスムーズだったラウンドが、現在ではハーフ3時間近くかかる日もあるといい、「会員の満足度を下げれば、今度は会員離れにつながる」と警鐘を鳴らしています。
ゴルフ場側にとってビジター収入は重要な経営資源ですが、既存会員が感じる特別感や居心地の良さをどう維持するかも大きな課題となっているようです。
今回の反響を見ると、「2025年問題」が大きな混乱を招かなかったとしても、会員の高齢化や世代交代は着実に進んでいることがうかがえます。そして読者の関心は、単純な高齢化の問題だけではなく、「これから会員権にどんな価値を持たせるのか」という点に向けられているようです。
会員権を持つ意味が変わりつつある今、ゴルフ場には新規会員の獲得だけでなく、長年支えてきた既存会員との関係をどう維持していくかが、これまで以上に問われているのかもしれません。
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