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- 「ゴルフは出世に関係ない」は本当か 仕事で差がつく人が実践している“意外な効用”とは?
「ゴルフは出世に関係ない」という声が増える一方で、ビジネスの現場では今なお重要な役割を果たしている業界もあります。人脈づくりやコミュニケーション力向上など、ゴルフが仕事にもたらす意外なメリットを考えます。
「ゴルフは出世に関係ない」という意見が大半だけど……
働き方や価値観が多様化する中、「出世したくない」と考えている若者も少なくないという調査結果が出ています。その理由は、「責任やストレスが大きくなる」「リーダーシップやマネジメントが苦手」「プライベートの時間が減る」「そもそも管理職の仕事に魅力を感じない」などさまざまです。
上司という立場になると、とくにハラスメント問題がシビアな昨今では、「面倒なことが増える」のは事実です。とはいえ、上司になって得られるものは想像以上に多いと断言できます。

それは給与や待遇面だけではありません。より俯瞰的かつ多角的な視点、意思決定への影響力、社内外を問わない人脈の広がり、やりがいや達成感など、そのメリットは実に多岐にわたります。また、人やチームが育っていく過程で得られる喜びは何物にも代えがたいはずです。
出世するためには、ビジネススキルやコミュニケーション能力、周囲からの信頼はもちろん、多少の“運”も必要になります。では、かつてのビジネスシーンのように、ゴルフは出世の武器になるのでしょうか。
筆者のホームコースである南総カントリークラブの諸先輩方をはじめ、古くからの友人・知人・先輩に話を聞いてみたところ、とくに評価制度が様変わりしている昨今は、「ゴルフは出世に関係ない」という意見が大半でした。
その一方で、ゴルフを嗜んでいることで、ビジネスシーンにおいて目を掛けてもらいやすくなることも事実のようです。
「やっておいて良かった」と思える瞬間が訪れるはず
話を聞いていく中では、「ゴルフは必須」という業界が少なくないことも再認識させられました。たとえば、不動産・金融・建設・商社・広告などの営業職やマネジメント層は、今でも取引先との接待ゴルフやコンペがつきもので、良くも悪くも現在も業務の一環になっています。
実際、金融業界に就職した筆者の娘がゴルフを始めたきっかけも、「仕事で必要だから」というものでした。
また、ある不動産ディベロッパーでは、「新入社員はゴルフクラブを買う」のが半ば慣例となっており、クルマよりもゴルフクラブの所有率の方が高いほどです。仕事帰りに打ちっぱなしへ行くことも“奨励”されていて、社内のゴルフ部も活発に活動しているそうです。
ゴルフを嗜みつつ、コンペの幹事などを務めると、ビジネスに必要なスキルや人間力も知らず知らずのうちに高められるでしょう。たとえば、社交性、周囲への目配りや気配り、マネジメント能力、コスト管理やリスク管理、メンタルの安定や強化など、挙げれば枚挙にいとまがありません。
また、接待ゴルフに参加するようになれば、取引先や上司からの印象も良くなり、普段の業務や評価にも少なからず好影響をもたらす可能性があります。もちろん、新たな視点や人脈を広げる貴重な機会にもなるでしょう。
筆者はクルマ媒体のサラリーマン時代、編集部で唯一ゴルフができたため、自動車メーカーなどが主催するコンペの参加権はほぼ独占状態でした。その場では広報担当者や自動車ジャーナリストと親睦を深めながら、新たな視点やアイデアを得ることができました。
「ゴルフは出世に関係ない」とはいうものの、ビジネススキルや人間力を磨くツールとしてもゴルフは非常に優秀です。たとえ出世に興味がなくても、若いうちからゴルフを始めておけば、長い人生のどこかで「やっておいて良かった」と思える瞬間が訪れるかもしれません。もちろん、始めるのが早ければ早いほど、より高いレベルでゴルフを楽しめるようになるはずです。
文/のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬のチョコをこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうか色々と妄想中。SAJスキー検定1級/国内A級ライセンス/小型船舶2級/サウナスパ健康アドバイザー所持。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、直近1年間のハンデ推移は「8.6」→「7.1」→「5.6」。
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