「厚着だとスイングが窮屈に」意外に寒い春ゴルフを薄着でプレーするための“冷え対策” | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

「厚着だとスイングが窮屈に」意外に寒い春ゴルフを薄着でプレーするための“冷え対策”

日中は日差しが温かく、気持ち的にも薄着になりたい春ゴルフ。でも、朝晩はかなり冷え込むため、想像以上に寒いのも特徴です。そこで、“温活ドクター”として多方面で活躍中のイシハラクリニック副院長・石原新菜先生に、冬のような厚着をしなくても快適に春ゴルフ楽しむためのコツを聞きました。

軽装でプレーしたいなら、首・手首・足首を温めること

 春が来た! というわけで身も心も軽やかにゴルフに行きたいものですが、侮れないのが春の寒さ。

 朝晩で寒暖の差が激しく、寒の戻りである「花冷え」の日もあります。しかし、日中はぽかぽかしているうえ、真冬のような厚着はしたくないからと薄着で我慢……、という人もいるのではないでしょうか。

暖かくなってきたが、まだまだ朝晩の寒暖差は大きい 写真:AC

 でも、体が冷えていると思うようなパフォーマンスが発揮できません。

「できるだけ軽装でプレーしたい人は、首・手首・足首の“三首”を冷やさないようにしてください。三首は脂肪や筋肉が少なく、血管も皮膚の近くを通っているため、熱が奪われやすいところなんです。三首を保温すると、多少の薄着でも暖かさがまったく違います」(石原先生=以下同)

 腹巻きもおすすめだと言います。

「内臓を温めることで、冷えによる体の不調を改善する効果があります。私は15年以上、腹巻きを愛用中です。体に密着するのでモコモコにならず、厚手の上着を着なくても冷え知らずですよ」

 腹巻きといっても、最近は高機能素材でできたスポーティなデザインのもの、女性用には下着やレギンスとつながっているものなどがあるので、ぜひチェックしてみてください。素材も多様です。

 ボールを拾う時やラインを読む時など、かがんでも背中や下着が見えないというメリットもあります。

朝は熱めのシャワーを浴びて、いち早く体に熱をつくる

 暖かくなってくると湯船のお湯につからなくなる、という人は少なくないと思いますが、ポイントを押さえればシャワーだけでも冷え対策に効果があります。

ゴルフ場への出発前に熱めのシャワーを浴びるだけでも効果的 写真:AC

「ゴルフの日の朝、43~45度の熱めのシャワーを首のまわりに重点的にかけてください。エネルギーを利用して熱をつくり出す『褐色脂肪細胞』を刺激することで、体を一気に温めます。すると体の中に熱が生まれ、いいスタートを切ることができるでしょう。その後、軽いストレッチをするとさらに調子が上がります」

 一朝一夕にとはいきませんが、“体自体”を冷えにくくすることも、冷え対策には非常に重要です。

「体温の40%は筋肉からつくられています。つまり、筋肉量の多い人は熱をたくさんつくることができるので、体が冷えにくくなります。男女で比べると女性のほうが筋肉量が少ないため、冷え性の人が多いんです」

 筋肉量は20代をピークにどんどん落ちていくため、日々体を動かして筋肉量を減らさない努力を心がけましょう。ゴルフだけでなく、日常的に軽いジョギングやジムでエクササイズなどを続けると、寒さに強い体をつくることにつながります。

 コースでもできるだけカートに乗らず歩くようにすると体も温まり、一石二鳥です。

ショウガやネギなど、体を温める食べ物を意識して摂ること

 体を中から温めることも意識してほしいと、石原先生は言います。

 そんな石原先生が季節を問わず愛飲しているのが、温かい紅茶にショウガを入れたショウガ紅茶です。

ショウガ紅茶は体を温めるだけでなく、ダイエットにも効果的 写真:AC

「普通のホットの紅茶に皮ごとすり下ろしたショウガをたっぷり加えるだけ。紅茶もショウガも体を温める効果があります。ゴルフの日は、マイボトルなどに入れて持っていってもいいですね」

 ショウガをすり下ろすのが面倒な場合はスライスでも、パウダーでもOKです。

「コーヒー派の人は、ホットコーヒーにシナモンを入れるといいですね」

 コーヒーは体を冷やす飲み物ですが、シナモンには血管を拡張させて血液の巡りをよくさせる効果があるので、冷え対策につながります。

 さらなるイチ押しは、お味噌汁です。

「朝食にお味噌汁を飲むと体がすごく温まります。味噌には必須アミノ酸9種が全て含まれており、ひとつの食品でこれほど多くの栄養を含むものは他にないほど栄養満点。出汁とか具材とか難しいことは考えず、インスタントのお味噌汁とか、味噌をお湯に溶かすだけも十分です」

 ゴルフ場での昼食は、できるだけ体を温める食材が使われたメニューを選びましょう。寒い国から来た食材、地面の下で育つ野菜、発酵食品などが使われたメニューがおすすめです。

 また、たとえばお蕎麦ならネギやショウガなどの薬味類を残さず食べるようにすると、温め効果が高まります。七味も効果的です。

「最近は男女ともに低体温で、冷え性の人が増えています。平熱が低いと体はそれ以上熱を下げないように血管を縮めるため、血流が悪くなります。すると内臓の働きが落ちて、あらゆる不調が出てくるんです」

 胃痛、消化不良、便秘、むくみ、腰痛、頭痛、肩こりなどのほか、手足が冷えでよく眠れない、胃腸の調子が悪くて気分が優れないといった症状により、気持ちの落ち込みやうつ病の原因にもつながります。免疫力も低下します。冷えはまさに、万病のもとなのです。

「寒さに対して無防備になりやすい季節こそ体を温め、快適にゴルフを楽しんでほしいですね」

【監修】
石原新菜(いしはら・にいな)さん
医師・イシハラクリニック副院長。ヒポクラティック・サナトリウム副施設長、健康ソムリエ理事、ロングライフラボ理事。テレビやラジオ、書籍・雑誌などさまざまなメディアで活躍中。ベストセラー『病気にならない蒸し生姜健康法』(アスコム)、『お医者さんがすすめる 不調を治す10倍ショウガの作り方』(アスコム)、『やせる、不調が消える 読む 冷えとり』(主婦の友社)ほか、著書多数。

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