クラブ? ボール? ゴルフは何にお金を使うと上達に近づくのか? | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

クラブ? ボール? ゴルフは何にお金を使うと上達に近づくのか?

ゴルフはプレー料金以外にも何かとお金がかかるスポーツです。では、上達するためには何にお金をかけるのがいいのでしょうか? そこで、実体験をもとに考察してみました。

2021年はボールの購入代金が減り、グローブの購入代金が増えた

 ゴルフに関する領収書やレシートを保管している人と捨ててしまう人は職種によってそれぞれでしょうが、筆者は保管しています。そうすると1年間でゴルフのどんなことにいくら使ったかが分かります。

ゴルフショップに行くと欲しいものであふれている

 筆者の場合はゴルフ場のプレー料金、ゴルフ練習場の料金、レッスンの料金、ゴルフクラブを購入した料金、ゴルフ用品(ボールやグローブなど)を購入した料金、ゴルフアパレル(ウェアやシューズなど)を購入した料金などに分けて集計しています。

 すると、2020年と2021年で大きな違いが出たのがゴルフボールの購入代金とゴルフグローブの購入代金でした。ボールの購入代金が半減し、グローブの購入代金が倍増したのです。

 何が理由でボールの購入代金が減り、グローブの購入代金が増えたのか気になったので、もう少し詳しく分析してみることにしました。

 まずラウンド数ですが、正規のラウンド数は2020年が11ラウンドで、2021年は13ラウンドでした。正規のラウンドというのは18ホールのスコアをカウントし、そのスコアを年間平均スコアとして集計したラウンドのことです。

 筆者は取材でゴルフ場を訪れる機会が多く、2020年はサニーカントリークラブ(長野県)が実施した「ワーケーションプラン」に2泊3日で参加し、6ホールの練習専用コースを2日間で6周(計36ホール)しました。

 2021年は茅ヶ崎ゴルフ倶楽部(現GDO茅ヶ崎ゴルフリンクス、神奈川県)が開催した「はじめての競技ゴルフ」というイベントに参加して9ホールをプレーし、マグレガーカントリークラブ(千葉県)が開催した「練習ホール合同体験会」にも参加しました。

 でも、これらのプレーはラウンド数にカウントしていません。それ以外にも取材で月2~3回はゴルフ場に行っていますから、実際のラウンド数が月イチペースというのは自分でも「意外と少ないな」と思います。

 ただ、このラウンド数は2019年に年間30ラウンドしたにもかかわらず上達にまったく結びつかなかったため、「やっぱりコースでの実践よりもレッスンや練習場での打ち込みを増やさなければならない」と意図的に減らしたこともあります。

お金の使い方を変えるとゴルフのスコアが変わる?

 では、レッスンに通った回数はどうだったかと言いますと、2020年が35回、2021年が41回でした。週1ペースでレッスンに通えると理想的ですが、仕事の都合や家庭の事情もありますから頑張っているほうではないでしょうか。

 次に練習場に行った回数を比べてみますと、2020年は48回、2021年は18回でした。激減しています。これにはハッキリした心当たりがあり、練習場で打席の待ち時間が発生することが増えてきたため、時間効率が悪いので足が遠のいてしまったのです。

 その結果、何が起こったかというとアプローチの不調です。レッスンでもアプローチの練習はしているのですが、インドアスクールでネットに向かって打つ環境ですから、ボールの落としどころをイメージした練習はできません。したがって、ショットを打つ練習が相対的に増えます。

 そのため、ショットは劇的によくなったのですが、ショットが改善するたびにクラブの軌道が変わりますから、アプローチの感覚も変化します。それに対応できず、コースでアプローチがうまく打てないという事態が発生してしまいました。

 要するに、ショットが改善したことで、コースでボールをなくさなくなり、ボールの購入代金が減ったのですが、レッスンや練習場でショット練習の割合が増えたのでグローブの消耗が早くなったのかもしれないという推論に到達しました。

 また、グローブに関しては初対面の方とラウンドする際は新しいグローブを購入して使用する習慣がありますから、そういう機会が多かったのも要因の一つと思われます。

 ショットが改善し、ボールをなくさなくなったのは明らかな好材料ですが、アプローチの不調により、それがスコアに結びついていないのが今の課題です。その課題をどのように克服していくかが2022年の大きなテーマになりそうです。

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