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- ゴルファーにマイカーは不要!? “クルマなしゴルファー”でも快適ゴルフライフが送れるワケ
一昔前まで、ゴルフにはクルマが必要というイメージがありましたが、さまざまなサービスを利用することで、クルマを持たなくてもゴルフライフを充実させることができるようになりました。ゴルフライフに合った移動手段には、どのようなものがあるのでしょうか。
お得で無駄がないカーシェアリング
一昔前は、ゴルフをたしなむには「クルマ」が必要だ、というイメージも強くありました。しかし昨今では、カーシェアリングのサービスが充実していたり、軽量なキャディーバッグの登場などによって電車での移動も可能になっています。
とはいえ、徒歩での移動距離や手続きなどを考慮すれば、マイカーの所持が最も利便性が高いと言えるかもしれません。しかし、駐車場代やガソリン代、車検代や税金などの維持費を払い続けることを踏まえると、練習やラウンドの頻度が少ないゴルファーには割高と言えます。
レンタカーを利用するという方法もありますが、予約や車種選定などの手続きの手間、打ちっぱなしなどの短時間利用における割高さを考えると、ゴルフにおいてはメインの移動手段にはなりづらいです。
さらに、昨今の働き方改革や新型コロナウイルス感染拡大による時短営業により、ラウンド前日にクルマを借りなければいけなかったり、コンペの表彰などで解散時間が遅くなったりすると、その日にレンタカーを返せなくなる可能性があるため、ゴルファーにとっての利便性は低くなっていると言わざるを得ません。
そこで、近年利用者が急増しているのが、カーシェアリングのサービス。カーシェアリングは、レンタカー会社にクルマを取りに行く手間を省けるほか、使用した分だけ料金を支払う仕組みで、スマホで登録・予約が完了し、利用するカーシェアステーション(駐車場)に行けば利用することができます。
また、登録するカーシェアリングのサービスやプランによっては月額料金を無料で契約することができ、利用しない月は一切お金がかからないものもあります。時間もお金も無駄にしない、現代的なサービスと言えるかもしれません。
さらに、好きな時間に利用・移動できることで、割安な早朝練習や早朝ラウンドができたり、複数人で乗り合い・割り勘することで、移動にかかる費用を最小限にすることも可能です。
郊外にある大きめの練習場へ行きたいときなどに、2~3時間カーシェアリングを利用して移動するということもできるため、使い勝手は良いといえるでしょう。
登録や利用の簡易さ、短時間の利用がお得で無駄のないカーシェアリングですが、登録や利用にあたってはいくつか注意点があります。
まず、カーシェアリングを利用できるステーションが、徒歩圏内にあるかどうかが重要です。夏や冬に10分以上キャディバッグを担いでカーシェアステーションに移動することは容易ではありません。登録料や利用料金、利用者数だけでカーシェアリングのサービスを選ばず、利便性の良さも重要な選択指標として認識する必要があります。
電車の場合はクラブバスとの併用を
自宅近くにカーシェアステーションが充実していなかったり、車の運転に自信がない方には、電車移動も有力な移動手段と言えます。では、ゴルフ場まで電車で移動すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
まず、遅延や人身事故などに巻き込まれなければ、ほぼ予定通りの時間にゴルフ場に到着できる点が挙げられます。
クルマの場合、特に大型連休や休日は、早朝の渋滞に巻き込まれる可能性があります。渋滞に巻き込まれた結果、ゴルフ場に到着する時間が大幅に遅れてしまい、スイングの調整やパターの練習ができずに、ラウンドを迎えてしまうこともあります。
一方、電車移動であれば、ある程度余裕を持ってゴルフ場に到着することができるでしょう。
ただし、ゴルフ場の送迎バスとの併用が欠かせません。駅から徒歩圏内にゴルフ場があることは希なため、送迎バスがあるゴルフ場を選んで、さらに電車と送迎バスの運行ダイヤを確認することが求められます。
乗り継ぎの運行ダイヤによっては、スタート時間に間に合わなかったり、時間が空きすぎてしまうケースを想定する必要があります。
実際に、都内から快速電車とクラブバスを利用して約1時間で到着できる、関東のとあるゴルフ場の担当者は、以下のように話します。
「最近では、老若男女問わず電車とクラブバスを利用してゴルフ場に来られるお客さまが増加傾向にある気がします。休日はバスの本数を多くしていますが、平日は本数が少なくなっているので、その点には注意していただきたいです」
ゴルフ場によっては、休日と平日でバスの本数が変わっていたり、平日は送迎自体を行っていない場合もあるので、事前にHPなどで確認しておくと良いでしょう。
また、ラウンド中にお酒を飲むことができるのもゴルフの魅力の一つです。気心の知れた仲間たちと盛り上がるコンペで、お酒を飲みながらゴルフをプレーできるというのは格別な体験でしょう。
しかし、飲み過ぎるとプレーやマナーに影響が出る場合もある上うえに、飲酒時は脱水症状になりやすいため、ラウンド中の飲酒は、ほどほどに控えておくと良いでしょう。
また、ラウンドを終えて湯船につかると、1日の疲れが出て眠たくなってしまうことが多いため、帰りの運転に不安を覚える人もいるかもしれません。しかし、電車の場合はクルマの運転を気にせずにゴルフを楽しめるので、安全面を考慮しても大きなメリットであると言えます。
このように、カーシェアリングと電車移動には、それぞれのメリットがあります。自身のゴルフライフに合わせて最適なものを選ぶと、コストを安く抑えられることはもちろん、快適にゴルフをプレーすることができるでしょう。
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