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- 「男の日傘は恥ずかしい」は時代遅れ! 頭部の体感4~9度下げて酷暑ゴルフを生き抜く
観測史上最も早い梅雨明け。そして予想される酷暑の長い夏。ゴルフお休みするには早すぎるのに、炎天下でのラウンドを想像するだけでゲッソリするのも事実です。そんな夏ゴルフに日傘が想像以上の効果を発揮することをご存じでしょうか。
「涼しいからといってスカートは履かないのと同じ」???
6月下旬、観測史上最も早く梅雨が明けた途端、関東地方では連日の35度超えが続いています。梅雨明けが早いと暑い時期も長引く可能性があるそうですから、7月、8月、残暑の9月と、先が思いやられます。

熱中症により救急搬送される人が急増しているとの報道も目立ちます。日常生活はもちろん、ラウンド予定のあるゴルファーは万全の熱中症予防をしてコースに出る必要があります。
そこで注目されているのが日傘です。日傘といっても、女子プロの試合等で多くの選手が使っているのは、ゴルフ用の晴雨兼用傘。雨の日の使用はもちろん、遮光やUV機能を備えているため日傘としても威力を発揮するスグレモノなのですが、男性ゴルファーの使用率となると限りなく低いのです。
30~40代の女性では、ゴルフ場でも、街中でも、日傘を愛用している人の割合が多いように思います。なんなら徒歩20~30歩の隣家へ回覧板を回す時や、ベランダの鉢に水やりする時でさえ日傘を差す人もいます。
女性にとって、ことほどさように必需品である日傘ですが、なぜ男性は、日常生活でもそうですが、それ以上に熱中症の警戒をしなければならないゴルフ場でも日傘を使わないのでしょうか。
その理由を知りたくて、「日傘 男性」とググってみました。すると「他の人はこちらも検索」に表示されたキーワードは、「男 日傘 気持ち悪い」「男性日傘 イメージ」……。
どうやら一般的に、日傘は女性が美白をキープするために使うもので、男性が使うのは女々しい、違和感がある、気持ち悪い、恥ずかしい……といったネガティブイメージが先行するようなのです。
中には、「日傘男子してみたらガン見された」「日傘を差す人は美意識高い系アピールをしていると思われる」被害妄想系の意見や、「男たるものラクはしない」「涼しいからといってスカートは履かないのと同じ」ニッポン男児系の意見もちらほら見受けられます。
「汗の出が1000分の1くらいになって快適になった」
一方、日傘肯定派の男性や、使ってみたいけれど持っていない準肯定派の男性も徐々に増えてきているようです。
例えば、クリエーターのいとうせいこう氏は、「日傘はジェンダーフリーだからね!」(6月25日)というツイートとともに、史上最高の男性用日傘「マクロッサ」という商品を紹介しています。日常使いのサイズのもので、遮光100%、UVカット99%以上、ヒートブロック遮熱仕様なのだそうです。
また一般の方で、日傘を使ってみたい、あるいは実際に使った感想などのつぶやきも多数ありました。
「ゴルフ用に日傘買おうかなあ。男でプレー中に日傘とか見たことないけど使ってる人いる?」
「紫外線が頭皮にもたらす影響は控えめに言ってハイリスク。抜け毛と日傘なら、僕は日傘をとる」
「肩から上が日光の直撃を受けないというのは思っているよりずっとダメージ軽減効果あり」
「本当に体感温度が変わるのでぜひ挑戦してもらいたい。一度体験すれば手放せなくなるから」
「男の日傘はアリ?ナシ?(アンケート結果アリ95%、ナシ5%)」
「おじさんだけど日傘デビューした。めっちゃ良い。日陰の快適さよ」
「汗の出が1000分の1くらいになって快適になった。帽子より日傘最強」
「直射日光を避けるから、日焼け後の火照りも疲労感もない」
これらはほんの一部です。
他の人でも自分でも、男性が日傘を使うことに違和感や抵抗感を持っているのはほとんど男性。女性の多くは日傘の有効性をよく分かっているだけに、男性も使えばいいのにと思っている場合が多いようです。
ただ、街中で使用する日傘に違和感を持つ男性でも、ゴルフ場では熱中症予防のためにも使ってみたいという興味があり、実際に使った男性になると日傘の使い心地に感動してやみつきになるパターンが少なくないようです。
「日陰を持ち歩く」ことができる
とはいえ、「たかが日傘にSNSで盛り上がっているだけじゃないの? そんなに効果があるというならエビデンスは?」という方もいるかもしれません。
環境省では、2019年から男性にも女性にも日傘の使用を推奨しています。
また、暑さ対策・熱中症対策としての日傘の普及啓発に積極的に取り組んでいる埼玉県では、日傘ツイッターによる情報発信等を行なうとともに、HP上で次のような研究結果やデータを発表しています。
〈日傘を使うことにより、
・直射日光を避け体感温度を下げる効果があり、「日陰を持ち歩く」ことができ、夏の暑さ対策、熱中症対策として有効です
・頭部の体感温度が4~9度、全身の体感温度が1~2度低下します
・クールビズとの併用で暑熱ストレス(汗の量)を約20%減らせます〉
さらりと読み流しがちですが、「頭部の体感温度が4~9度、全身の体感温度が1~2度低くなる」は、とても大きな効果を意味します。
というのも、熱中症予防の2大ポイントは、水分・塩分を十分とることと体温を上げない(脳への熱ダメージを防ぐ)ようにすることです。水分・塩分については目安があり、多くのゴルファーが実行しているし実行できることです。
ところが、体温を上げないようにするには、何をどれだけすればいいといった目安がありません。気づかないうちに熱がこもり、熱中症が進行して体温が上昇してしまいます。
そうならないようにするには体や血管を冷やし続けるしかありません。日傘を利用すれば、体感温度とイコールではないにせよ、実際の体温も低く保つことができるのですでしょう。熱中症の予防、紫外線による日焼け予防には最高最適なグッズといえるでしょう。
街中では使いにくい男性の日傘も、熱中症予防を第一に考えれば、ゴルフ場ではむしろ積極的に使えるのではないでしょうか。まずは、乗用カート備え付けや貸し出し用の傘を使ってみるといいと思います。ふだん雨のラウンドでも使うゴルフ用の傘なら違和感のハードルも低くなります。
これを機に新しい傘を買う場合は、晴雨兼用、遮光、UVなどの機能や、重量、骨の本数、自動開閉の有無などのスペックをチェック。最近はゴルフ用品メーカー以外からも、大きさや機能がゴルフ用並みの傘が出ています。
扇風機やミスト装置の付いた傘も結構涼しいようです。また、使用後キャディーバッグに納める時は、柄の方を下にすると出し入れがスムーズだそうです。
猛暑が長く続きそうな今年は、ぜひお気に入りを見つけて、日傘デビューを果たしてください。
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