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- 傾斜やラフもリアルに再現! GOLFZONのシミュレーションゴルフ最新機種を体験してみた
GOLFZON Japanから発売されたラウンド専用シミュレーター最新機種をひと足早く体験してきました。
涼しい室内でリアルかつ臨場感あるラウンド体験
シミュレーターを使ったインドア練習場やレッスンスタジオが増えています。以前は、大人がお酒を飲みながらゲーム感覚でゴルフを楽しむ場として使用されることの多い印象だったシミュレーションゴルフですが、最近は天候に左右されず手ぶらで練習できる場として人気になっています。
そのシミュレーションゴルフ業界で世界トップシェアを誇るGOLFZON Japanから、ラウンドシミュレーター「GOLFZON VISION」シリーズの最新機種「GOLFZON TWOVISION Plus(ツービジョンプラス)」が2022年8月8日(月)に発売され、これに先立ちメディア向けの体験会が開催されました。
「GOLFZON VISION」シリーズには、セントアンドリュースや川奈ホテルゴルフコースなど世界の名門コースをはじめとした、国内62コース、全239コースが収録されています。
今回体験したのは「トランプナショナルゴルフクラブ」のコースです。米ロサンゼルスからクルマで南に約30分、10億円以上の豪邸が建ち並ぶ高級住宅街に位置する、全ホールから太平洋が望める絶景のコースで、オーナーが第45代アメリカ合衆国大統領 ドナルド・トランプ氏であることでも知られます。
シリーズ約7年振りとなる最新機種「TWOVISION Plus」は、2015年に発売された前モデル「VISION Plus」の本体に内蔵された横からのセンサーカメラに加えて、上部にセンサーカメラが追加されています。このふたつのセンサーカメラによって、クラブの軌跡、インパクト、ボールの動きを測定し、ドロー、フェード、フック、スライスなどの球質を「再現」しているといいます。
体験してみて何よりも驚かされたのが、この「再現」の具合です。スクリーンに映るボールの軌道が手元の感触通りで、「ダフった!」「トップした!」と感じた通りに軌道や飛距離が表示されました。
足元も進化しています。実際のゴルフ場のライに合わせて傾斜を生み出す打席面は、従来の1枚のプレートに代わり、ふたつの部位で構成された「デュアルプレート」を搭載しました。これによって、プレーヤーの立ち位置とボールの位置に合わせ左足上がり、左足下がり、つま先上がり、つま先下がりなど、計14種類のアンジュレーションを再現しています。
これを覆うマットは、ラフ、深いラフ、浅いバンカー、深いバンカーといったシチュエーションを再現しており、ボールが落ちた地点によって次打球をセットする位置が指定されます。よりリアルな傾斜やラフ、バンカーの再現で、実践に向けての苦手な状況の練習にも役立ちそうです。
シミュレーションゴルフの課題とされていたパッティングは、打ち出す方向のガイドとしてマットの先端に赤いライトが表示されるようになり、あとは距離感を合わせてストロークするという仕様になりました。
今回はハーフラウンドのみの体験でしたが、シミュレーションであるのを忘れるくらいいつの間にか夢中になっていました。悪天候でラウンドが中止になったときは、代わりにこの「TWOVISION Plus」でラウンドしてもきっと盛り上がれることでしょう。
「TWOVISION Plus」は、さらにネットワークで全世界と繋がり、最大6人のプレーヤーと同時にラウンドが楽しめるといいます。空調の効いた室内で遠くに住んでいる友人や家族と一緒にプレーできるのは、コロナ禍中の新しいゴルフの楽しみ方かもしれません。
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