- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフの豆知識
- 安くプレーしたい人は知っておきたい! ゴルフ場の「ネット予約」で一番お得なタイミングとは?
多くのゴルファーが、大手ゴルフ場予約サイトかゴルフ場のウェブサイトからプレーの予約をしていると思います。そこで、ネット予約ではどんなタイミングが一番お得に予約が取れるのか? 気になっている人も多い疑問の答えを、ゴルフ場関係者に聞きました。
大手ゴルフ場運営会社は2週間前が狙い目
昨今のゴルフ場は同じ日に同じ時間帯でプレーしていても、予約ルートや予約のタイミングによってプレー料金が異なる時代になりました。
ホテルや航空会社が1990年代後半ごろからイールドマネジメントと呼ばれる顧客の購入意欲に応じて販売価格と販売量を調整し、収益を最大化する戦略を導入するようになりました。大手ゴルフ場運営会社も2000年代前半から同様の手法を取り入れました。
これによって「平日いくら、土日祝いくら」という料金体系は崩れていきました。平日でも曜日によって料金が違ったり、各月の前半と後半で料金が変わったりするようになりました。土日祝もその日ごとに料金が変わるのが主流になっています。
ゴルファーはできるだけ安い料金でプレーしたいと考えていますが、どういうルートでどんなタイミングで予約を入れると安くプレーできるのか判断が難しくなっています。
ゴルフ場関係者に話を聞くと、最も安い料金を出すのは自社のウェブサイトだと口をそろえますが、ユーザーサイドとしては1ラウンドの予約を取るためだけにゴルフ場の自社サイトで個人情報をいちいち入力するのはわずらわしい作業です。
ゴルフ場予約サイトであれば、個人情報を初期登録することで複数のゴルフ場の予約が取れるようになります。ポイントが貯まったり、ポイントを使ったりすることもできますから、結果的にそちらのほうが安い料金で予約が取れると感じることもあります。
そういったことも踏まえたうえで、ゴルファーはどういうルート、どんなタイミングで予約を取ると最も安くプレーできるのでしょうか。ゴルフ場関係者に聞いてみました。
「大手ゴルフ場運営会社はプレー日の3カ月前から予約が取れますから、プレー日が決まっているのであれば3カ月前にゴルフ場の自社ウェブサイトで予約をするのが基本的には一番安いです」
「でも、プレー日が決まっていなくて、安い料金が出てきたときに予約を取りたいということでしたら、2週間前が狙い目だと思います」
「ゴルフ場はプレー料金と空き枠の数を見ながら料金を変動させます。空き枠がなかなか埋まらない場合、『この傾向で行くと予約が埋まらないから値段を下げて予約を取りなさい』というアラートが発動します」
「そのタイミングは1週間前だと遅れを取り返せないので、2週間前に直前割引の料金を出すところが多いです」
料金だけで決めるか、行きたいコースで選ぶかはゴルファー次第
一方で、ゴルファーは必ずしも料金の安さだけでゴルフ場を選んでいるわけではないそうです。
「料金が安いだけだったら、関東地方なら栃木や茨城に行けば安いゴルフ場がたくさんあります。でも、『そんなに遠くまで行きたくない』という人は多いですよね。結局、料金の安さというのはコースまでの距離やコースの内容も含めたバランスです」
「ですから予算が1万円しかないから1万円以下のコースでプレーしたい人と、行きたいコースで安くプレーしたい人では戦略が変わります」
「行きたいコースで安くプレーしたいのであれば、プレー日が決まっている場合は3カ月前予約、プレー日が決まっていない場合は2週間前の直前割引がおすすめです」
「ただ、単独経営のゴルフ場の場合、予約が埋まらないと3カ月前よりも安い料金を1週間前に出すこともあります。そういうゴルフ場を見ると『ちゃんとマネジメントできていますか?』『信用をなくしますよ』と思いますが、やっているところはあります」
「3カ月前よりも安い料金を出すのはよほどのことがあったときでしょうが、1週間前に安い料金が出てくるかどうかは分かりませんし、枠が埋まってしまったら何もできないですから、どうしてもプレーしたいのであれば2週間前に予約したほうがいいでしょう」
夏の暑さがやわらぐ秋はラウンドに最適なシーズンですが、日照時間が短くなるのでプレー枠が減ります。そういったことも考慮しながら秋のプレー予約を効率的に行なってほしいところです。
最新の記事
pick up
ranking