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- 周りから白い目で見られないために! ビギナーだけの組が絶対に意識すべきこと
混んでいる土日にビギナーだけでラウンドするのは、気が引けるという人も多いかもしれません。スムーズな進行をするためには、どのような工夫が必要なのでしょうか?
大切なのは臨機応変な対応力
昨今、新型コロナウイルスの影響も相まって若者ゴルファーが増加傾向にあります。「新社会人になったことがきっかけで」「周りでゴルフを始める人が多いから」という理由で、最近ゴルフを始めたという人も多いかもしれません。
まずは「コースデビュー」を目標に、練習場である程度ボールを真っすぐ打てるように練習する人がほとんどでしょう。仕事の隙間時間を活用しながら練習すると仮定した場合、2~3カ月ぐらいは必要になるかもしれません。
また、コースデビュー時にはベテランゴルファーやレッスンプロと一緒に回ると良いと言われています。
ゴルフ場には「ドレスコード」や「マナー」が存在しますし、覚えなければならない「ルール」も多くあるので、先輩ゴルファーにエスコートしてもらえれば安心してラウンドすることができるからです。
コースデビューを終えて慣れてくると「気心の知れた仲間」とラウンドするのも楽しいものです。しかし、平均スコアが全員「120台」の4人で回るとなると、進行がスムーズにいかないことも考えられます。
最近では、ゴルフ場が混み合っていることもあり、よりプレーファストが求められますし、若者だけでわちゃわちゃしていると、年配ゴルファーから白い目で見られてしまう可能性もあります。
では、ビギナー4人でスムーズにラウンドをするためには、どのような工夫が必要なのでしょうか?
レッスンプロの村井良行氏は、以下のように話します。
「ルールやマナーを守ることは大切ですが、それにとらわれすぎず臨機応変に対応していくことが重要です」
「まず、グリーン周りやパターは、ある程度チャレンジして無理そうだったら、ギブアップをして諦めることも必要です。ビギナーの場合、グリーン周りやパターで、なかなか思うようなショットが打てず、行ったり来たりで全然カップインできないことが往々にしてあります」
「ビギナーの中には『カップイン』しないと上がれないと考えて律義に頑張る人がいますが、何打も打っていると後続が詰まってしまうので、ある程度のタイミングで切り上げるとスムーズな進行につながります」
村井氏は、隣のホールに打ち込んでしまったときや、バンカーショットの際にも同じことが当てはまると言います。
「また、隣のホールにボールが飛んでしまったときや、バンカーにボールが入った際にも同様のことが言えるでしょう。隣のホールからのリカバリーショットは、高い木を越えるような技術の高いショットが求められたり、バンカーも練習できる機会が少ないので、何度打っても出ない可能性があります」
「このような場面では、TPOに合わせて、1ペナルティーで自分のホールにボールを戻したり、バンカーの新ルール(2罰打を付加して後方線上にドロップ)を活用してボールを出すなどして、臨機応変に対応すると良いでしょう」
ビギナーでもどんどんラウンドに挑戦してOK
ほかにも、前後の組の状況をよく確認することが大切です。「前の組に1ホール以上離れないようにする」「後ろの組にティーショットや2打目をいつも待たせてしまう状態なら、意識してペースアップする」「パー3以外で、ティーイングエリアに行ったとき、すでに前の組がグリーン上にいるようならプレーを早める」などです。
最近では、カートにGPS機能が付いていて、前後の組の位置が把握できたり、プレーが遅いとアラームが鳴ったりするので、気にしておくと良いでしょう。
加えて「クラブを数本持ってボールの地点まで行く」「ボールのある地点までの移動は機敏に行う」「写真撮影は周りの状況を確認して行う」など、プレー以外の時間を極力削るようにしていけば、スムーズにラウンドすることができるはずです。
また、村井氏は必要以上にコースを回るハードルを上げたり、過剰に周りを気にする必要はないと話します。
「基本的には、どんどんラウンドに挑戦していいと思います。空振りばかりでまともにボールが当たらないという状態であれば、本人も楽しめないと思うのでオススメはしませんが、ある程度打てるのであれば大丈夫です。上述のように臨機応変に対応すれば、周りに迷惑をかけず、十分にラウンドすることができます」
ルールにとらわれすぎず臨機応変に対応できれば、ビギナーであってもスムーズにラウンドを進めることが可能でしょう。
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