なんとなくでやってない? ボールマーカーの“正しい”置き方を改めて理解しよう

明確なルールを理解せず、なんとなくボールマーカーを置いているゴルファーは多いかも知れません。ボールマーカーは、ルール上どのように置くのが正しいのでしょうか。

球の後ろ何センチという決まりはない

 ボールマーカーは、ボールを拾い上げる際の目印としての役割があり、同伴者のパッティングの妨げにならないためのエチケットとして使用します。

グリーン上でボールをマークするゴルフ女子 写真:AC
グリーン上でボールをマークするゴルフ女子 写真:AC

 ボールマーカーのデザインやサイズは特に決まりがなく、ゴルフ規則でもティーやコイン、ボールマーカーとして作られたものなどを例として挙げているものの「プレーヤーが拾い上げる球の箇所をマークするために使用する人工物」と定義しているのみです。

 そのため、ボールマーカーを準備し忘れてしまった場合でも、わざわざ買い足す必要はなく、500円玉など視認しやすいものがあれば代用可能になっています。

 そんなボールマーカーですが、ゴルフを始めたばかりのビギナーの中には「なんとなくボールがあった付近に置いている」という人も多いかもしれません。

 仲間内でのゴルフであれば特に問題はないかもしれませんが、接待やコンペなどでは同伴者への配慮が求められるので、気分を害さないためにも、ゴルフマーカーは他のプレーヤーの邪魔にならないよう、正しく置く必要があります。

 では、ルール上ボールマーカーはどのように置くのが正しいのでしょうか?

 JGA(日本ゴルフ協会)の担当者は、以下のように話します。

「JGAゴルフ規則では『ボールマーカーを球の直後やすぐ近くに置く。または、クラブを球の直後やすぐ近くの地面の上に留めておく』とされています。明確に球の後ろ何センチに置かなければならないという決まりはありませんし、極端な話、マーク自体は(球の後ろはもちろん)球の左右どちらに置いても規則上、問題ありません」

 また、プレーヤーがまだリプレース(ボールが元々あった場所に、元の状態に限りなく近づけてボールを戻すこと)していないときに、ボールマーカーを拾い上げたり動かした場合、1罰打のペナルティーが加算されることも定められています。
 
 このように、ボールマーカーは、球の直後もしくはすぐ近くに置き、リプレース前のボールマーカーは動かさないように意識する必要があります。

近すぎるマークは避けたほうが無難

 しかし、必要以上に近すぎるのはボールの位置が変わってしまうので厳禁と、レッスンプロの三浦辰施氏は話します。

「必要以上にボールから離れて置いたり、近づけたりしないほうがいいです。特に、ボールの後ろギリギリにマークして、ボールを置くときに少し前方に置く人がいますが、実質的にパットの距離が短くなるので、無意識だとしても『ズル』をしているように思われてしまいます」

「特に、接待や目上の人とのゴルフでは、相手を不快にさせてしまうこともあるので、しっかりと元の位置にボールを戻せるような箇所にボールマーカーを置くようにしましょう」

 ボールマーカーをボールの近くに置きすぎると、ボールとぶつかってしまい前方に転がってしまうことも考えられるので、必要以上に近すぎない「適度な距離」に置くのが良さそうです。

【写真】思うようにパットが入る!? 正しいセットアップを写真で解説

画像ギャラリー

左腕にパターのグリップ部分が隠れるように握る
目標方向から見て、肩、ヒジ、手首、親指、シャフトが一直線になるように構える
パターを下から握ったら、左右の親指をグリップの真上に乗せる
ストローク中は腹筋に力を入れておくとスムーズに動かしやすい
ストローク中は腹筋に力を入れておくとスムーズに動かしやすい
ストローク中は腹筋に力を入れておくとスムーズに動かしやすい
周辺の樹木など具体的な目標物を指し示しながらパターヘッドを合わてから、左右どちらかにずらす
ラウンド中に何回か訪れる「マーカーずらし」の機会。戻し忘れには注意したい 写真:Getty Images
グリーン上でボールをマークするゴルフ女子 写真:AC

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