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- 真ん中? 右側? 左側? 練習場のベストな打席選びとは
ゴルフの練習場では、自分自身で打席の場所を選択することができます。大きく分けて、「中央」「右側」「左側」を選択することができますが、ビギナーにはどの打席がオススメなのでしょうか?
ビギナーにオススメなのは「中央」打席
ゴルフを始めたばかりのビギナーであれば、練習場に行ってボールを打つだけでも楽しいと感じるものです。
一口に練習場と言っても、ドライバーの着弾地点まで見えるような大型のものもあれば、住宅街の一角にある狭い練習場や最新測定器を備えたインドアの練習場など、さまざまな形態がありますが、インドア以外の練習場では、空いている中から「打席」を選択することになります。例えば、2階打席がある場合は、1階か2階を選択することができますし、横並びの打席から「中央」「右側」「左側」を選択することができます。
なんとなく空いてる打席を選択している人も多いかもしれませんが、ビギナーの場合は、「中央」「右側」「左側」では、どこがオススメなのでしょうか? レッスンプロの三浦辰施氏は、以下のように話します。
「ビギナーの場合、なるべく『中央』で打つのがオススメです。真ん中から打つことのメリットは、ボールの曲がり幅をしっかりと把握できることです。ビギナーの場合は、ボールが曲がってしまうことが当たり前なので、『このぐらいで打つとボールが右にこのぐらい曲がる』など、自身のスイングとボールの曲がり幅の相関関係を理解する必要があります」
「また、右端や左端など、中央よりも狭い視界で練習すると、こじんまりして飛距離のでないスイングになってしまう可能性もあります。まれに『狭い練習場で練習していたら上達した』という人もいますが、僕は、広々とした練習場の中でのびのびとスイングしたほうが、ビギナーにはいいと思うので、なるべく広い視界をとれる中央が良いでしょう」
このように、ビギナーは、中央で練習するのがオススメです。しかし、人気がある打席なので、週末などはなかなか空いていないかもしれません。混雑状況を見て、すいている時間帯に行く、2階打席を利用する、などすると良いでしょう。
自分の球筋が決まってきたら端から打つのもアリ
一方、上級者の場合は、あえて右端や左端を選択することもあると、三浦氏は話します。
「上級者の場合は、あえて両端付近の打席を選択して、ボールの曲がり幅、ボールの打ち出し方向を確認します。あえてターゲット枠を狭くすることによって、ネット幅に打ち出したり、ネットに当てたらOBという設定にしたりして、自分の持ち球と実戦のラウンドを想定して練習しています」
また、自分の持ち球によって右端か左端を選択することもあります。
フェードヒッター(中央から左に出て右に曲がる球)の場合は、左の空間を広くとりやすい右端の方が打ちやすく、ドローヒッター(中央から右に出て左に曲がる球)の場合は、右の空間を広くとりやすい左端のほうが打ちやすいという原理です。
自分の持ち球やラウンドを想定した実戦的な練習をする場合は、あえて右端や左端の打席を選択することもあります。しかし、ある程度真っすぐ打てるように練習している段階のビギナーであれば、なるべく中央の打席を選択して広い視野を確保し、のびのびスイングしていくほうが上達につながるようです。
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