ドライバーは後回しで大丈夫!? ゴルフを始めたら最初にマスターすべきクラブとは?

ゴルフは、さまざまなクラブを使用して距離を打ち分けていきます。ルール上、ラウンドでは14本のクラブを使用することができますが、ビギナーがまず打てるようになるべきは、どのクラブでしょうか?

練習すべきは「7番アイアン」と「ピッチング」or「アプローチウェッジ」

 ゴルフを始めたばかりのビギナーは、まずスコア「100切り」を目標に練習する人が大半でしょう。

「まずは7番アイアンから!」と教わったゴルファーも多いのでは? 写真:AC
「まずは7番アイアンから!」と教わったゴルファーも多いのでは? 写真:AC

 ゴルフの「100切り」とは、18ホールを100打未満でラウンドすることを指します。ゴルフ場の各ホールには、規定の打数にあたる「パー」が設定されていて、500ヤード前後以上の「パー5」、概ね300~400ヤード程度の「パー4」、主に200ヤード未満の「パー3」にそれぞれ設定されています。

 例えば、すべてのホールをパーでプレーすれば、大抵のコースではスコアが「72」になり、すべてボギーで「90」、すべてダブルボギーで「108」になります。初ラウンド時は、スコア120を超える人が大半かもしれません。

 スコア100切りを達成すると、一般的には「ゴルフの実力がそれなりにある人」と認めてもらえる一つの基準にもなります。では、ビギナーが効率よく上達していくためには、まずどのクラブを重点的に練習するのが良いのでしょうか?

 レッスンプロの三浦辰施氏は、以下のように話します。

「やはり『7番アイアン』と『ピッチング』、もしくは『アプローチウェッジ』を重点的に練習するのが良いと思います。極端な話ではありますが、この2本とパターでコースを回れることはもちろん、100切りも達成することができます」

「特徴的には『ある程度の距離を稼げるクラブ』と『短い距離をコントロールできるクラブ』になります。最近では、ユーティリティーが台頭してきたことにより、5番アイアンや6番アイアンからのセットがなくなりつつあります」

「昔は、長いものだと3番アイアンからセットが存在しましたが、今は『7番アイアン』が一番長いアイアンになりつつあるのです」

 まず、7番アイアンでフルショットの飛距離を出す練習が効果的です。どのくらいの力加減でどこまで飛距離が出るのかを理解することで、ゴルフで重要な「距離感」を養っていくというわけです。

 また、ピッチング、もしくはアプローチウェッジの練習では、さまざまな距離を打ち分ける練習をします。30~40ヤードの距離のアプローチは、変に力を抜いて大ミスしたり、ダフったりして、アマチュアゴルファーがスコアを落とす大きな原因の一つです。

 フルショットの練習と一緒に、30~40ヤードの距離も練習しておくと、ラウンドで役に立ち、スコアを大幅に縮めることができます。

スコア80台を目指すなら飛距離はそこまで必要ない

 また、ドライバーは最も飛距離を出せるクラブであり、ティーショットで使用する機会も多いように感じますが、優先的に練習しなくても良いのでしょうか?

 この疑問に対して三浦氏は、以下のように話します。

「ドライバーは確かに最も飛距離が出るクラブであり、スコア70台を目指すうえでは必要不可欠なクラブですが、スコア80台ぐらいまでは、飛距離はそこまで必要ないので、まずは、上述のクラブをしっかり打てるように練習すれば、アマチュアゴルファーが目標とするスコアは達成できるでしょう」

 このように、ビギナーはまず7番アイアンとピッチング、もしくはアプローチウェッジを重点的に練習することが、ゴルフの上達、スコアアップの観点から見ても効率的と言えるでしょう。

【連続写真】アイアンを番手どおりに飛ばせる!? 効果絶大な“手首ゆるゆる”スイングを解説

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手首を緩めて、「足」、「手元」、「ヘッド」の順にバックスイング。ヘッドに勢いをつけてクラブを上げたら、ダウンスイングも「足」、「手元」、「ヘッド」の順に下ろしていく
手首を緩めて、「足」、「手元」、「ヘッド」の順にバックスイング。ヘッドに勢いをつけてクラブを上げたら、ダウンスイングも「足」、「手元」、「ヘッド」の順に下ろしていく
手首を緩めて、「足」、「手元」、「ヘッド」の順にバックスイング。ヘッドに勢いをつけてクラブを上げたら、ダウンスイングも「足」、「手元」、「ヘッド」の順に下ろしていく
手首を緩めて、「足」、「手元」、「ヘッド」の順にバックスイング。ヘッドに勢いをつけてクラブを上げたら、ダウンスイングも「足」、「手元」、「ヘッド」の順に下ろしていく
手首を緩めて、「足」、「手元」、「ヘッド」の順にバックスイング。ヘッドに勢いをつけてクラブを上げたら、ダウンスイングも「足」、「手元」、「ヘッド」の順に下ろしていく
手首を緩めて、「足」、「手元」、「ヘッド」の順にバックスイング。ヘッドに勢いをつけてクラブを上げたら、ダウンスイングも「足」、「手元」、「ヘッド」の順に下ろしていく
手首を緩めて、「足」、「手元」、「ヘッド」の順にバックスイング。ヘッドに勢いをつけてクラブを上げたら、ダウンスイングも「足」、「手元」、「ヘッド」の順に下ろしていく
ボールを上げようとしたり、手首の角度をキープしようとするのはNG。リリースのタイミングが早くなり、番手通りのロフトでインパクトできない
ボールを上げようとしたり、手首の角度をキープしようとするのはNG。リリースのタイミングが早くなり、番手通りのロフトでインパクトできない
ボールを上げようとしたり、手首の角度をキープしようとするのはNG。リリースのタイミングが早くなり、番手通りのロフトでインパクトできない
番手どおりの距離が打てないのは、インパクトでロフトが寝すぎているから。ハンドファーストで球をとらえると、番手なりの飛距離が打てる
手首を緩めて、「足」、「手元」、「ヘッド」の順にバックスイング。ヘッドの重さを感じながらスイングでき、クラブが勝手に上がる感覚をつかみやすい
ヘッドに勢いをつけてクラブを上げたら、ダウンスイングも「足」、「手元」、「ヘッド」の順に下ろしていく。この時も手首は緩めておく
「まずは7番アイアンから!」と教わったゴルファーも多いのでは? 写真:AC

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