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- 「遅刻」「打ち込み」「携帯電話」 ゴルフでありがちな“3大やらかし”模範的な謝り方
「スタート時間に遅刻してしまった」「前の組に打ち込んでしまった」「思わず電話に出てしまった」など、マナー的にNGな行動を取ってしまった失敗は誰しもあるでしょう。そんなとき、“やらかし”を引きずらず、空気を変えられる謝り方は?
時間を置かず頭を下げてお詫びするのがマスト
ゴルフのラウンドを楽しくトラブルなく行うには、技術と同じか、それ以上にマナーが大切です。
分かっているつもりでも、つい慌てて自分のことを優先したり同伴者への配慮を欠いたりしてしまい、謝らなければならない場面もあるでしょう。
「そのようなとき忘れてはならないのは、どのようなケースであれ、お辞儀とともにお詫びをすること。こちらに非礼があった場合は、時間を置かずにお詫びをすること。この2つは常に頭の片隅に置いておき、必ず実行することが大切です」
そう教えてくださったのは、さまざまな企業の社員研修や講演会、またプロゴルファーへの接客指導などを行なっている(株)エミー代表取締役の渡辺満枝さんです。
「お詫びをするときは、表情や言葉遣いだけでなく態度に気をつけることが大切です。相手の方により誠実な印象を伝えるには、言い訳をしないこと、素直な気持ちで謝ることが欠かせません。それにはお辞儀とともに、間を置かずにお詫びをするほうがいいでしょう。その場で謝らず、『あとで』として時間が経ってしまうと、相手はより気分を害してしまいます」
わだかまりを残さず、事を大きくしないためには、なるべく早めにしっかり頭を下げることがどんなときも必要なようです。
ゴルフで起こりがちな3つの場面で謝るときの言い方やタイミングについても、渡辺さんにお聞きしました。
スタート時間に遅れてしまった
ご一緒する方の連絡先が分かる場合は、早めに電話をして大体の到着時間、また先にスタートしていただくよう伝えることが先決です。一人予約の場合もゴルフ場に大体の到着時間を連絡します。交通渋滞の場合は、遅れると分かった段階でおおよそ何分くらい遅れそうか。その後、どのくらい遅れるか、より明確になった時に再度連絡を入れます。
お詫びを伝えるのは合流する時がよいでしょう。下手な言い訳はせず、「ご迷惑をおかけしまして、申し訳ございませんでした」と、素直にお詫びをします。もちろん、スタート時間の1時間くらい前にゴルフ場に到着するように計画するのが原則です。
前の組にボールを打ち込んでしまった
万が一、打ち込んでしまったことが分かった場合は、急いで前の組のところへ行き、帽子を脱いでお辞儀をして「申し訳ございませんでした」と、丁重にお詫びをします。打ち込んだことが分からず前の組から指摘された場合も、すぐに行き、必ず帽子を脱いでお辞儀をし「気がつかず申し訳ございませんでした」と誠意を伝える言葉遣いと態度が大切です。
電話を出て(orかけて)しまった
切ったあと必ず「急ぎの電話があり、申し訳ございませんでした」と、お詫びをしましょう。すぐに電話を切るつもりで出てしまったものの、自分の番になっても重要な電話が終わらずプレーできない場合は、コンペでもない限り電話を一時保留にして、そのホールをスキップする旨を伝えましょう。
プレー中は電話をかけない、受けないことが原則。プレー中にクラブを前のホールに忘れたことに気づいた場合でも、クラブハウスに電話をするよりプレーファストを優先させ、そのクラブはないものとしてプレーを続けたほうが良いと思います。一人予約であれば、初対面の方々とのラウンドですので、なおさらです。
状況にもよりますが、例えば寝坊をして遅刻をしてしまったのなら、言い訳をせず「寝坊をしてしまい、ご迷惑をおかけしまして申し訳ございませんでした」。カートの運転が乱暴になってしまった場合は「すみません。気を付けて運転します」というように、即座に謝ることで誠実さを伝えるのが大切なようです。
「本当に怒った人は黙る」叱ってくれた人には感謝すべき
また、相手からお叱りを受けてしまった場合やお詫びをした場合、そのあと組全体の雰囲気が悪くならないようにするには、どうしたらいいでしょうか。
「『本当に怒った人は黙る』といわれます。また、初対面の方に注意をすることは、とてもエネルギーのいることです。それを注意してくださったのなら、ありがとうという気持ちを持って、前述したように『ご迷惑をおかけしまして、申し訳ございませんでした』と、お詫びをするのがよいでしょう。落ち込むのは分かりますが、メンバー全員に誠実にお伝えすれば、何度も謝る必要はないと思います。その後、必要以上に明るく振る舞うのも痛々しいですし、本来の自分らしいプレーができれば良いのではないでしょうか」
ゴルフもマナーも、意図せぬミスをしてしまう可能性は誰にでもありますが、素直に早めにリカバリーすることが大切なようです。
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