実力に関わらず優勝が狙える「ダブルペリア」が無難でオススメ
ゴルフコンペの競技方法の中で、一番メジャーなのが「新(ダブル)ペリア」です。新ペリアとは、18ホールのうち、ゴルフ場が決めた12ホールの結果でハンディを決める集計方法です。
当日のスコアでハンディを決めるので、初参加者が多いコンペでも使えて、表彰式まで誰が優勝するのかわからないので盛り上がります!

普通にコンペ独自のハンディを決めて行うルールだと、途中のホールで大たたきしてしまうと、「もうこのコンペで優勝は無理だなー」となってしまい、参加者のモチベーションが下がることもあります。
新ペリアであれば最後まで結果が読めないので、参加者が諦めずにプレーを楽しむことができます。
ダブルペリアをさらに盛り上げる2つのポイント
超定番のダブルペリアですが、もっと盛り上げるためのポイントを2つ紹介します。
・ハンディやホールスコアの上限を無制限にする
ダブルペリアで集計する場合、「ハンディ」「ホール打数」の2つの上限数字があります。この上限数値によって、結果が大きく変わってきます!集計されたハンディは、一般的に「上限36」や「男性36、女性48」とすることが多いです。ただ、上限が低いとスコアが悪い人に不利になってしまうので、思い切って上限を決めないと、結果が読めなくなるので楽しくなります。
隠しホールのスコアをどこまでハンディに入れるかを決めるのが「ホール打数の上限」です。初心者が多い場合は、上限スコアをなしにすると、そのぶんハンディが大きくなるので、誰でも上位を狙える可能性が生まれます。
ちなみに、中上級者が多いコンペであれば、ダブルボギーやトリプルボギーにしておくと、その日のスコアに対してフェアな結果になりやすいです。
なお、上限を決める場合や無制限にする場合は、競技を開始する前に参加者に伝えておきましょう(後々のトラブルを防げます)。
・下位にも目玉景品を準備する
景品準備の点からも、より盛り上げるポイントがあります。通常は上位ほど良い景品を準備しますが、あえて下位に目玉景品を準備してみてください。
例えば、20人参加のコンペであれば、15位以下に目玉景品を設定しておくイメージです。誰が上位になるか分からないうえに、下位になっても豪華景品をゲットできるチャンスがあるというワクワク感で、表彰式が一層盛り上がります。

ゴルフコンペでダブルペリアを取り入れると、実力と運要素のバランスが良いので、参加者のレベルを問わずにコンペを楽しむことができます。さらに、景品の準備方法を工夫すると、最後まで盛り上がりを演出できますよ!
【ゴルフコンペマイスター】古谷理朗(ふるたに・みちお)
大阪生まれ堺市在住のゴルフ好き(幹事歴500回超)。コンペ賞品選びに苦労した経験から、ゴルフコンペ景品通販ショップ「エンタメゴルフ」を立ち上げ、「表彰式が盛り上がるおもしろ景品」に注力して企画販売を行っている。忙しい幹事さんの景品選びを手伝い、コンペ成功をサポートするのが生きがい。
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