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- 消耗品だから少しでも長く使いたい…練習とラウンドで「グローブ」の使い分け プレーへの影響は大丈夫?
ゴルフにおいて、グローブは最も買い替える頻度が高い用具と言えるかもしれません。では「練習用」と「ラウンド用」にグローブを分けることは、長持ち以外の利点はあるのでしょうか?
グローブを練習用とラウンド用に分けることはオススメしない
ゴルフでは、ショットを打つ際にグローブを片手に装着してプレーする人がほとんどです。
このグローブ、グリップとの接地面が摩耗して滑りやすくなることでショットに影響が出たり、汗などの影響により菌が繁殖することもあるので、定期的に買い替える必要があります。
そのため、ゴルファーの中には、あえて安価なグローブを練習用として使用し、ラウンド時には性能の良い高価なグローブを使っているという人もいるかもしれません。
では、練習用とラウンド用で使うグローブを分けることには、よい状態で長く使用できること以外にもメリットはあるのでしょうか?
クラフトマン兼レッスンプロの関浩太郎氏は、以下のように話します。
「1枚のグローブをずっと使っていると、劣化が早まりグリップ力やフィット感が低下しやすくなるので、2枚をローテーションで使うことは、長く使い続けるという点では効果的です」
「しかし、練習用とラウンド用でグローブを分けることはオススメしません。仮に分けて使うにしても、銘柄とサイズ、素材が同じグローブを使用するのがよいです」
「安価なグローブを練習場で使用し、ラウンドで高価なよい素材のものを使っていると、グリップ力に差が出てしまうため、感覚が大幅に変わってしまいます。ドライバーの方向性やアプローチの距離感にまで影響が出るので、なるべく練習と同じ感覚でプレーできるようにすることがスコアアップにつながります」
ラウンド用に性能が高いグローブを使おうとしても、練習時との感覚に違いが出てしまうので、本来の力を十分に発揮できない可能性があります。
グローブの性能は使用するたびに低下
では、一定期間使用して手になじんでいるグローブのほうが、よい効果を発揮するのでしょうか?
「基本的に、グローブは新品の状態が一番性能が高く、使用するたびに低下していきます。これは、グリップやボールにも同じことが言えます」
「プロの中には、ボールを毎ホール変える人もいますし、グローブもハーフごと新品に変える人が多いです。プロは、年間で多くの用具を支給されているということもありますが、性能の高いボールやグローブが、それだけスコアにも直結するということです」
性能の高いグローブを購入しても、手にフィットしているものでなければ本来の力を発揮することはできないので、自分に合ったグローブを選ぶことも重要になります。
また、グローブを長持ちさせる方法として、手の甲側にあるテープを留める際は、4分の3程度にとどめることが挙げられます。これにより、生地に余分な負荷がかからず長持ちしやすくなります。
さらに、ラウンド後や練習後に極端にグローブが汗などでぬれている場合は、密閉できる保存袋に入れて持ち帰るのが効果的です。天然皮革のグローブは、放置しすぎるとパリパリになってしまいますが、密閉することによってそれを防ぐことができます。
スコアアップのためにも、高性能のグローブを大事に使用して、練習とラウンドで感覚の違いが起きないようにすることが望ましいと言えそうです。
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