- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフの豆知識
- コロナ禍で売れたゴルフ用品て何? 今でも売れ続けているのはどれ?
コロナ禍で売れたゴルフ用品といえば、家で練習するためのグッズや、新たにゴルフを始める人をターゲットとしたクラブセットが挙げられます。今でも人気は続いているのでしょうか。ショップで調査しました。
素振りグッズ、女性用セット、距離計、高反発ボールが人気継続
約3年前、緊急事態宣言が発出され外出自粛を余儀なくされた時、ゴルフ用品で人気となったのが、パターマットをはじめとする練習グッズでした。一時は品薄状態が続いたというアイテムもあったそうですが、現在の状況について東京・御徒町のコトブキゴルフ ワールド館の間瀬康裕店長にお話を聞きました。
「あの頃と比べると、パターマットの人気は落ち着いてきていますが、いまでも売れているのが素振りグッズです。室内でも振れる長さで、握り方のガイドがあり、さらにインパクトで音がするものが人気になっています」
たとえば、ダイヤゴルフの「ダイヤスイング535」は全長約69センチ、植村啓太コーチ監修のモデルグリップが付き、正しく振れるとインパクトで“カチッ”と音がします。練習グッズの王道ともいえる商品ですが、毎日でも続けやすいことが人気の理由のようです。
密にならないアウトドアスポーツとして、コロナ禍で注目を集めたゴルフ。それまでゴルフ人口の減少が叫ばれていたなかで、V字回復のきっかけとなりました。新たにゴルフを始める人が増え、欠品が相次いだのがクラブとバッグがセットになったスターターセットです。
現在はカテゴリー全体をみれば、その販売数は落ち着きつつあるものの、「女性用セットは売れ続けています」と間瀬店長。若くてお洒落な女子プロの活躍も手伝って、まだまだ女性ゴルファーが増え続けている傾向があるようです。
他にも現在売れているというのが、距離計測器です。GPSタイプとレーザータイプがありますが、「距離だけ知りたいなら手軽なGPS、もっと多くの情報を知りたいならレーザータイプがおすすめです」(間瀬店長)。どちらも人気ですが、販売数はレーザータイプに軍配が上がるそう。取材時にも海外からの旅行客がレーザータイプを購入。人気のニコンのエントリーモデルは欠品中となっていました。
少しでも飛距離を伸ばしたいシニア層や女性を中心に高反発ボールも人気を博しています。ルール不適合品ですが、仲間内でのゴルフなら「飛んだ方が楽しめる」と、手にするゴルファーが多いとか。キャスコの「ゼウス インパクト2」は、公認球よりわずかに小さいスモールサイズで空気抵抗を減らし風に負けずに飛ばせるボール。プロギアの「スーパーエッグ」は、ルールを超えた反発係数ながらソフトな打感が得られるモデル。どちらも「飛びを実感できると思います」(間瀬店長)と、購入したゴルファーからの評価も上々だと教えてくれました。
早いところでは花粉も飛びはじめ、日に日に春が近づいています。一方で、地域によってはまだまだ寒い日が続き、防寒グッズが手放せないでいると思います。そんな寒い時期に人気になったのが、発熱素材を使用した“あったかグローブ”でした。間瀬店長は「冬のゴルフには欠かせないアイテムになりつつある」と、ゴルファーに浸透してきているといいます。寒がりな人をはじめ、指先のフィーリングを損ないたくないというゴルファーなど、バッグに忍ばせておけば活躍すること間違いなしのアイテムでしょう。
店舗に足を運ぶと、いままで知らなかった商品やお得なアイテムが見つかることも。より快適に、よりゴルフを楽しむためのグッズを手にしてみてはいかがでしょうか。
最新の記事
pick up
ranking