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- 教える側も慣れていない場合が多い! 左利きでもゴルフは右打ちにした方がいい理由
あらゆるスポーツにおいて、左利きは重宝されることが多いイメージがあります。しかしゴルフの左打ちは、肩身の狭い思いをすることもあるそうです。
技術的に不利にはならないが道具や練習打席不足がストレスに
左利きは世界人口の約10%といわれており、希少性の高さからスポーツでは重宝されやすい傾向にあります。例えば野球のピッチャーの場合は、右投げなら球速140キロ前後、左投げの場合は球速135キロ前後がドラフト候補になる基準といわれています。
左投げという特徴があると球速が右投げに比べて5キロ前後遅くても、左打者に対して有利になったり、左投げが苦手な打者もいたりするので十分に戦うことができます。
しかし、日本で左打ちのプロゴルファーを見かけることはほとんどありません。ゴルフは左打ちが不利に働くスポーツなのでしょうか。
レッスンプロの山本昌夫氏は以下のように話します。
「なにを基準するかにもよりますが、技術的に不利になることはありません。海外では、フィル・ミケルソン選手を筆頭に左打ちで活躍するプロゴルファーは数多くいます」
「しかし日本の場合は、左打ち用のクラブが充実していないので、右利きの人と比べるとラインアップが狭まるというデメリットがあります。また練習場でも、左打席は少数なので混雑時は待ち時間が長くなることも考えられます」
アメリカの場合は、左打ちのクラブが充実していたり、練習場の打席が両打ちになっていたりするため、左利きの人は左打ちでゴルフを始める人が多いそうです。しかし日本では、右打ちでゴルフを始めたほうがストレスは少ないでしょう。
またコースレイアウトの観点からも、左打ちは不利になる可能性があります。一般的にアマチュアの多くはスライサーなので、設計者によっては「右打ちのスライサーに配慮したレイアウト」となっているゴルフ場も存在します。
ホールの右サイドが広くなっているぶん、左サイドを狭くしているところもあるので、左打ちのスライスは即OBになってしまいます。
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