- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフの豆知識
- 当日の猛練習は御法度!? 「新ペリア方式」のゴルフコンペで入賞するコツとは?
ゴルフコンペの多くは、腕前に関係なく入賞できるように「新ペリア方式」というハンデ算出法を採用しています。また、ハンデを引いた「ネット」スコアで順位を決めるコンペでは優勝者の他に「ブービー賞」を設けるのが定番。せっかくなら少しでも上位でよい賞品をもらうために「新ペリア方式」で入賞するコツはあるのでしょうか。
幅広いゴルファーが入賞できるように作られた「新ペリア方式」
アマチュアが仲間内で行うゴルフコンペの多くが、「新ペリア方式」というハンデ算出方法を採用し、実際のスコア「グロス」ではなくハンデを引いたスコア「ネット」によって順位をつけています。
「グロス」スコアが一番よかったゴルファーには、「ベストグロス賞」というコンペ優勝とは別に表彰が行われます。
コンペ参加者は競技ゴルファーから年一回のエンジョイゴルファーまで腕前の差も非常に幅広く、グロススコアによる順位決めでは面白くありません。誰でも「コンペに来てよかった」と思えるように、誰でもある程度上位に入れる可能性がある「新ペリア方式」に至りました。
また上位入賞以外にも、最下位の一つ上「ブービー賞」や最下位「ブービーメーカー賞」を設けるコンペもあります。元々「ブービー賞」自体が最下位だったのですが、調子が悪い参加者がわざと大叩きして商品ゲットしないように「一つ上」をブービー賞にした説が有力です。
近年はわざと最下位になるゴルファーが少なくなった背景から、最下位を「ブービーメーカー賞」として次回参加の励みになる商品を用意するコンペが多くなっています。
9ホール中6ホールをランダムに選ぶ「隠しホール」は、エンジョイゴルファーにもハンデを得られるようにスタートホールの採用率が非常に高い傾向があります。
スタートホールで大叩きしても「ハンデに恵まれてネット順位がよくなった」と参加ゴルファーがコンペを楽しめるように工夫されています。100切りしなくてもコンペでの「ネット優勝」のチャンスは十分にあるので、気軽にコンペ参加しても欲しいものです。
コンペの朝は「練習しない」でちょうどいい
「コンペティション」の名の通り、一応はローカルルールで行う競技といえば競技ですが、ラウンドしながらの「親睦会」に近いのが新ペリア方式で行うコンペです。
「知り合いの中で恥ずかしくないスコアで回りたい」や「アイツにだけは負けたくない」といった不必要な気合いはほぼ空回ると思っていてください。
特に、早く到着して練習場でミッチリ打ち込むのは御法度。仮に絶好調になったつもりでも、コンペの独特な雰囲気でリキみが増すばかりになるでしょう。前日までがどうであれ、順位は「ネット」スコアで決まるのがコンペ。大叩きホールがあっても「隠しホール」なら順位はよくなる可能性があるのです。
「グロス賞」つまり実際のスコアでの優勝を狙うならともかく、基本的に「新ペリア方式」での順位は「ネット」スコア中心に表示されます。他の人はそこまであなたのスコアに興味を持っていませんので、「自己目標」としてワーストスコアを敵にするぐらいの気持ちで十分だと思います。
また、人数規模の大小に限らずプライベートコンペを開催してみるのも面白いと思います。過去に参加したコンペに不満があったなら、オリジナルルールでやってみるのもいいでしょう。スクランブル形式など、チーム単位の競技を行っても面白いでしょう。
「やらされる幹事」ではなく、自分で考えた「参加して欲しい人」だけ呼ぶ完全プライベートコンペなら、ハンデ算出や商品に文句も出ないはずです。
最新の記事
pick up
-
「国産カーボンフェース」がついに発売! ヤマハの新作「インプレス・ドライブスター」ドライバー、FW、UT、アイアンを試打検証<PR>
-
「高反発エリア拡大でさらなる“飛び”を実現」 ミズノの新アイアン「JPX925」<PR>
-
アマチュアが打っても激スピン! フォーティーン「FRZ」を使ってギア好きゴルファー3人がスピン勝負してみた<PR>
-
キヤノンがゴルフを変える! プロゴルファー森田理香子が実践する“撮影機能付きレーザー距離計”「PowerShot GOLF」を徹底解剖<PR>
-
【連載コラム】フィッティングとレッスンの融合で上達! フォーティーンの新サービスを人気ゴルフYouTuberが体験<PR>
ranking