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- 技術がないならせめてスムーズなラウンドを…後続組は“イライラ”スロープレーに陥るのはこんな人
同伴者や後続組にも迷惑をかけてしまう「スロープレー」。ゴルフを始めたばかりのビギナーは特に陥りやすいですが、スロープレーを引き起こす原因はどこにあるのでしょうか。
「準備不足」「長いルーティン」にイライラ
大自然に囲まれた環境で仲間と楽しくプレーできるのが醍醐味(だいごみ)でもあるゴルフですが、時折「イライラゴルファー」に遭遇してしまうことがあります。中でもプレーの進行が遅い「スロープレー」は、同伴者だけでなく後続の組にも大きなストレスを与えてしまいます。
ビギナーであれば打数が多くなってしまうのはやむを得ないものの、スロープレーに陥ってしまう原因はどんなところにあるのでしょうか。
ビギナーに見受けられる「準備不足」は、スロープレーに陥ってしまう原因の一つでしょう。「仲間内でワイワイ談笑」「スマホで撮影に夢中」など準備を怠っているせいで、ショットを打つまでに長い時間を要してしまいます。
さらに、「クラブカバーを取り外す」「ピンやマーカーをカートに取りに行く」など、自分の番が来てからようやく準備を始めるゴルファーもまれに見かけることがあります。
ゴルフを始めて間もない頃は、どの場面でどんな物が必要なのか分からないこともあるでしょう。しかし、だからといって「仕方ないね」で済まされることでもありません。ショットを打つまでの準備やラウンド時の基礎知識をあらかじめ学んでおくことも、スロープレーを防ぐためには非常に大事なことです。
また、ショットを打つ前に何度も素振りをしたり、「番手を1つ下げよう」とクラブを取りにカートに戻ったりと、とにかく打つまでに時間を要してしまう人もいます。
ゴルフはメンタル面がスコアを左右するスポーツでもあるので、ショット前に精神を落ち着かせるためにと自分なりのルーティンを行うこともあるでしょう。
しかし、そのルーティンが同伴者をイライラさせてしまうほど時間のかかるものであれば考えものです。毎回のようにその長いルーティンが行われると、同伴者や後続組、ゴルフ場全体への影響も避けられません。
素振りは1~2回程度にとどめ、ショットに時間をかけ過ぎないよう意識することが重要です。
「ボール探しは3分以内に」
まれに、ショット後は必ずカートに乗って移動するゴルファーがいますが、これもスロープレーに陥る原因です。ビギナーであればミスショットも多く「数十ヤードしか飛ばなかった…」なんてこともあるはずです。
ショットを打つ前に使う可能性のあるクラブを想定し、最初から数本持ってボール地点に向かうなど、なるべく時間をかけない行動を習慣づけることがスロープレーを防ぐうえでは大切な考え方です。
その他にも、ボール探しに時間を使う行為などがスロープレーの原因として挙げられます。
現在のルールでは、ボールを3分以上探す行為は禁止されています。打球の行方がちょっとでも「怪しいな…」と思った場合は「暫定球」を宣言、または「前進4打」の特設ティーから再開するなど、スマートな進行を意識することが求められます。
近年はセルフプレーが主流になっていることもあり、週末や休日ともなればハーフで3時間近くかかることも珍しくありません。
ゴルフ場自体が混雑していて、ラウンド中に渋滞が発生するケースも往々にしてありますが、「スロープレー」を防ぐためには一人一人の意識が何より大切であると言えそうです。
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