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- ビギナーもベテランも関係ナシ! 腕前を磨く前にまずは“スマート”なプレーの心がけを
「プレーファスト」が求められるゴルフ。「また一緒に回りたい」と思ってもらえるスマートなゴルファーになるためには、どのような点に気をつけるべきなのでしょうか。
「スロープレー」は同伴者にも後続組にも迷惑が
ゴルフは礼儀やマナーを重んじる紳士淑女のスポーツでもあります。周囲に気を配らず、自分だけのプレーに集中していると、知らぬ間に悪印象を与えてしまうことも。
好印象を与えられるスマートなプレースタイルを身につけるためには、どのような心がけが必要なのでしょうか。
ゴルフの腕前にかかわらず、ゴルファー全員が心がけるべきことは「スロープレーの防止」です。1人のプレーが遅くなると、同伴者だけでなく後続組やゴルフ場全体にも迷惑がかかります。
迅速なプレーが求められるのは、ベテランもビギナーも関係ありません。スロープレーを防ぐためにも「前の組に離されすぎない」ことを意識しておきましょう。
ただし、前の組との距離を意識しすぎて間隔を詰めすぎたり、ボールを打ち込んでしまわないよう注意する必要があります。自分の飛距離を把握して「絶対に届かない距離」を確保したうえでのショットを心がけてください。
打ち込みが原因で他人にケガをさせてしまうと、その日のゴルフが楽しめなくなるだけでなくラウンド自体を中止する事態にも。「思ったより飛んでしまったから…」は言い訳にすぎません。乗用カートに設置されているナビなどで前の組の位置を必ず確認するクセをつけましょう。
また、ショットを打つたびにカートに戻るような行動もスロープレーに陥る原因の一つです。ショットを打つ際は残りの距離やライを見極めてクラブを選択しますが、「8番じゃオーバーだな…やっぱり9番にしよう」などと、カートに都度都度クラブを取りに行っていてはスマートなプレーとは言えません。
2打目以降は使う可能性のあるクラブを複数本持ってボール地点へ向かう習慣づけが大切です。グリーン周りの場合は同伴者のパターを持っていってあげるくらい余裕があると、なお良いでしょう。
ボール探しには時間をかけない
さらに、ボール探しに時間をかけないことも大切です。ビギナーであれば打ったボールが林や茂みの中に入ってしまうケースも十分考えられます。
OBかどうか打球の行方が怪しい場合は、暫定球を宣言したり、プレーイング4などの「特設ティー」を使ってプレー時間の短縮を意識しましょう。ボール探しに時間を費やすよりも、時間的にも精神的にも余裕が生まれるはずです。
スマートなプレーを目指すには無駄な時間を減らすことが大切です。ハーフは2時間15分以内のプレーが推奨されていますが、多くの人で賑(にぎ)わっている週末や休日ともなれば3時間近くかかることも珍しくありません。
「また一緒に回りたい!」と思ってもらえるスマートなゴルファーになるためにも、周囲の状況を常に把握し、一つ先の行動を読みながらプレーすることが重要であると言えそうです。
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