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- 仕事の話は二の次? 接待ゴルフで目指すべきは「また会いたい人」と思ってもらうこと
ゴルフをたしなむ社会人であれば「接待ゴルフ」に誘われることもあるかもしれません。相手との信頼関係をより深めたいはずのゴルフで「二度と一緒にラウンドしたくない」と思われないためにはどうしたらいいのでしょうか?
どんな場面でも重宝される「段取りのいい人」
接待の場としても活用されることが多い「ゴルフ」ですが、実際にどんな行動を取ればいいのか分からず、頭を抱えることも多いでしょう。しかし、目的をしっかり理解しておけば心配する必要はありません。
大切なことは「営業すること」ではなく「また会いたい人」と思ってもらうことです。
接待にゴルフが選ばれやすい理由は、ゴルフの特性が大きく関係しています。
ラウンドを回れば半日近くの時間を相手と同じ空間を共有して過ごすので、ゴルフを通じて人となりを知ることができるのです。また、カートや徒歩で移動する時間も長いため、相手と会話を交わす機会も自然と多くなるはずです。
では、「また会いたい人」とはどういう人なのでしょうか。ゴルフに限る話ではありませんが、「段取りのいい人」は間違いなく好印象でしょう。
接待ゴルフでは日程の調整はもちろん、ゴルフ場の予約やメンバーへの打診など細かい段取りが必要です。この段取りをスムーズに行える人は、次も何かをお願いしたくなる人と言えます。
また、細かい気配りができると気持ちよくラウンドを回ってもらえます。例を挙げると、相手が万が一ケガをしてしまった場合のばんそうこうや消毒液、爪が割れてしまった場合に処置できる爪切りなどの準備があれば非常時にも対応できます。さらに、率先してカートを運転したり、飲み物を用意しておくなどの配慮はとても喜ばれるでしょう。
さらに相手の好感度を上げたい場合は、聞き役に徹することもアリです。割合は「聞く」が7割、「話す」を3割程度にするとバランスがよく、コミュニケーションの取りやすい人だと思ってもらいやすいのです。
基本的なマナーはもちろん忘れずに
ゴルフは人間性が出やすいスポーツなので、思い通りのショットが打てない自分にがっかりしたり、イライラすることも時にはあるでしょう。しかし、感情を抑えきれず態度に出してしまうと、同伴者に気を遣わせてしまい、敬遠される人になってしまう可能性も。その場の雰囲気を悪くしてしまうような振る舞いは、どんな状況であれ慎むべきです。
もちろん、最低限のマナーも意識しておかなければなりません。気心知れた仲間内でのラウンドであれば、ちょっとしたことでも「ゴメン!ゴメン!」」で済むかもしれませんが、接待ゴルフではそうはいきません。
プレー中は静かにし、動作音に気を配り、グリーン上では相手のラインを踏まないといった基本事項をしっかり守りましょう。そして、相手のプレーをしっかり見て「ナイスショット!」などの適切な声かけをすることも大切です。
「ゴルフ」という同じ趣味を共有して得られる信頼関係は、食事などの接待よりも強固なものになるでしょう。強い信頼は次の仕事へとつながり、今後の自分に多くのメリットをもたらしてくれるはずです。
接待ゴルフの際は「また会いたい人」を目指してみましょう。
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