西村優菜が米ツアー初年度を振り返り心境明かす「華やかで賑やかな感じは少なく 寂しくなった時も…」 | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

西村優菜が米ツアー初年度を振り返り心境明かす「華やかで賑やかな感じは少なく 寂しくなった時も…」

プロゴルファーの西村優菜(にしむら・ゆな)が自身のインスタグラムを更新。米女子ツアーのルーキーとして戦った2023年シーズンを振り返り、苦しかった時期の心境を明かしました。

「ながーい1年でした。色んな難しさも感じた1年でした」

 プロゴルファーの西村優菜が自身のインスタグラムを更新。米女子ツアーのルーキーとして戦った2023年シーズンを振り返り、苦しかった時期の心境を明かしました。

米ツアーのルーキーイヤーを終えた心境を自身のインスタグラムに投稿した西村優菜 写真:GettyImages
米ツアーのルーキーイヤーを終えた心境を自身のインスタグラムに投稿した西村優菜 写真:GettyImages

 年間ポイントランキング48位で来季のフルシードを獲得し、まずは大成功といえるルーキーイヤーを終えた西村。シーズン終盤にはウォルマートNWアーカンソー選手権3位タイやビュイックLPGA上海8位タイなど、米ツアー初優勝も間近と思わせる好成績を残しています。

 投稿では「最終戦が終わりました。まずは1年間、沢山の応援を本当にありがとうございました」と書き出し、感謝の念とともに、ホッとした気持ちが伝わってきます。

 それでも、初めて経験する米国での転戦生活は、つらい時期もあったようです。

「ながーい1年でした。色んな難しさも感じた1年でした。でも1度も諦めることなく、進んでこれたのかなと思います」と、決して平坦ではなかった米ツアー1年目を振り返り、次のように続けます。

「ルーキーとして戦った今年は特に、日本にいる時ほどの華やかで賑やかな感じは少なく 寂しくなった時もありましたが、アメリカで応援してくれた方や、日本から応援し続けてくださったファンの皆さんに沢山のパワーをいただいたおかげで、1年間頑張ることができました」

 日本では押しも押されもせぬツアーの中心選手として知られる西村も、米ツアーでは一人のルーキーに過ぎません。孤独感を感じることもあったようですが、海を越えて寄せられるファンの応援が何よりも力になったと、重ねて感謝を述べました。

 最後に「少し休んで、いいオフを過ごして、また来年もっと成長できるように頑張ります!!」と、来季に向けての意気込みで締めくくった西村。米女子ツアーは2024年1月からもう新シーズンがスタートします。まさに“つかの間”のオフにはなってしまいますが、今年あと一歩で届かなかった米ツアー初優勝に向けて英気を養ってほしいところです。

西村 優菜(にしむら・ゆな)

2000年生まれ、大阪府出身。19年のプロテストに合格し、翌年の「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」でプロ初勝利。21年は「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」でメジャー優勝を飾るなど、年間3勝をマーク。2020-21シーズンは賞金ランキング5位と躍進。22年は2勝を挙げて、通算勝利数を6とした。今季は米女子ツアーに参戦。スターツ所属。

【動画】西村優菜2023年のハイライト「ギュギュ、ピタ!」のスーパーアプローチ実際の映像

【写真】「ウォルマート NW アーカンソー選手権」を3位タイで終えた西村優菜

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「ウォルマート NW アーカンソー選手権」を通算15アンダー・3位タイで終えた西村優菜 写真:Getty Images
「ウォルマートNWアーカンソー選手権」で米ツアー自己最高の3位タイに入り、来期シードをほぼ手中にした西村優菜 写真:GettyImages
来季のフルシード権を喪失した渋野日向子(左)と獲得した西村優菜 写真:GettyImages
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