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グリーン周りにある「カラー」って何のためにあるの? 境目で止まった球は拾い上げていい?

2022.02.05 ピーコックブルー
ゴルフ場 ルール

ゴルフ場グリーン周りには「カラー」と呼ばれる帯状のエリアがありますが、どのような役割があり、ルール上どういった扱いになるのでしょうか?

ナイスショットがラフまでこぼれないようにしてくれる

 グリーンとはコースの中でもっとも芝が短く刈られている区域であり、カップが設置されています。そのグリーンを囲むように「カラー」が存在しています。

ほとんどのゴルフ場のグリーンにカラーが設置されている

 カラーは、季節や芝の種類により異なりますが、幅は30センチから50センチ程度、芝の長さは10ミリ程度が多いと言われています。

 芝の長さはグリーンが3ミリから4.5ミリ程度、フェアウェイは10ミリから20ミリ程度が一般的であるため、グリーンとフェアウェイの中間程度の長さと言えるでしょう。

 また、グリーン上を走ることは芝への悪影響もありマナー違反とされていますが、カラーは多少の小走り程度であれば、問題ないとされています。

 では、カラーにはどのような役割があるのでしょうか。ゴルフ場のコンサルティングを行う株式会社TPC代表取締役社長の飯島敏郎氏は以下のように話します。

「カラーには、グリーンをとらえたナイスショットがグリーンの外にこぼれてしまわないための干渉地帯としての役割があります。グリーンをとらえたボールが簡単に外にこぼれ落ちてしまうような仕組みにしてしまうと、ミスショットをしたプレーヤーとの差別化が図れなくなってしまうからです。フェアウェイにあるファーストカット(フェアウェイとラフの間にある芝の短いラフ)も同様の理由で存在しています。また、カラーを設けることにより、カップを切れる範囲をグリーンギリギリまで伸ばすことができるという側面もあります。

カラーとグリーンの境目にボールが止まったらどうすればいい?

 カラーがあることで、ナイスショットにはチャンスが生まれやすくなります。カラーはルール上、グリーン外として扱う必要があります。

 では、カラーとグリーンの境目にボールが止まった場合は、どのように対応すれば良いのでしょうか?
 
 まず、ボールの一部がグリーンに触れているかどうかを確認しましょう。一部分でもグリーンに触れていればグリーンオンとみなされます。

 JGA公式ルールの規則2.2cに「球は常に1つのコースエリアにだけあるものとして扱う」「球の一部がジェネラルエリアと4つの特定のコースエリア(編注:ティーイングエリア、バンカー、ペナルティーエリア、パッティンググリーン)のいずれかと両方にある場合、その球はその特定のコースエリアにあるものとして扱う」と定められています。

 そのため、「ジェネラルエリアに属するカラー」と「特定のコースエリアに属するグリーン」の境目に止まった場合、グリーン上にあるものとみなされ、マークしてボールを拾い上げることができます。さらに、コンペではニアピンの権利を主張することができるエリアとなります。

 しかし、間違えてカラーに止まったボールを拾い上げてしまった場合は、1罰打のペナルティーになります。グリーン外でインプレー中のボールを拾い上げたとみなされるからです。

 このように、グリーンとカラーでは適用されるルールが異なり混同してしまいがちです。カラーにあるボールを誤ってマークしてしまった場合は、ルール上ペナルティーとなってしまいますので注意が必要です。

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