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- 昨季ルーキーVの尾関彩美悠が今季13試合予選落ち “2年目のジンクス”はあるのか本人に聞いた
国内女子ツアー「資生堂レディスオープン」に出場する尾関彩美悠(おぜき・あみゆ)。昨季はルーキーながら初優勝するも、プロ2年目の今季は13試合で予選落ちを喫するほど不調が続いている。本人は理由をどう分析しているのか聞いた。
「プロフィールに予選落ちが並んでいるのが嫌」
◆国内女子プロゴルフ<資生堂レディスオープン 6月29日~7月2日 戸塚カントリー倶楽部(神奈川県) 6605ヤード・パー72>
今月、20歳を迎えたばかりの尾関彩美悠。昨季はルーキーながら「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」でツアー初優勝を遂げ、メルセデスランキング42位で初シードも獲得と順風満帆のシーズンとなった。
しかし、注目の2年目は開幕から2試合連続で予選落ち。その後、「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」で3位タイと実力の片りんを見せたが、ここまで17試合に出場して13試合の予選落ちが続いている。途中、7試合連続予選落ちもあったほどだ。一体、何が原因なのだろうか。
「もともと春先はアイアンショットの調子がよくなかったので、精度を上げるためにすべてのシャフトやヘッドをいろいろと変えたんです。そしたら連続で予選落ちが続いてしまって。試合に出るたびに右に左に曲がるなかでも、よくなると思って試行錯誤を繰り返していました。でも最終的に6月の頭から去年使っていたものに戻したところです。感覚を取り戻してきたのですが、1打足りずに予選落ちした試合もあったりして、もう少しで噛み合いそうな感じはあります」
“2年目のジンクス”という言葉があるが、実際にそうした重圧を感じているのだろうか。
「プレッシャーはそこまで感じていません。今の課題はアイアンショットの精度で、今も多めに練習しています。ただ、JLPGAのサイトにある自分のプロフィールの結果が予選落ちの文字が並んでいるのがめっちゃ嫌で(苦笑)」
今は目の前の試合に集中して、まずは予選通過のためにきっかけをつかみたいところだ。「もちろん2勝目と勝ちたいとは思っています。自然に噛み合ってくれば上位にもいけると思っていますが、今は我慢の時期。目の前に壁があるので、それを乗り越えられるように頑張りたいです」
まずはアイアンショットの精度とパーオン率を高め、予選通過することが目の前の目標。流れを変えてツアー2勝目への足掛かりを少しずつつかみたいところだ。
尾関 彩美悠(おぜき・あみゆ)
2003年6月16日生まれ、岡山県出身。渋野日向子の母校として知られる岡山県作陽高等学校出身で、21年の日本女子アマチュアゴルフ選手権を制覇し、同年11月のプロテストにトップ合格。昨シーズンは「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」で初優勝を遂げた。JFEスチール所属。
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