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岩井明愛が語った米ツアー進出への思い 最終予選の資格獲得は濃厚だが…本人と父の考えは?
岩井姉妹の双子の姉・岩井明愛(いわい・あきえ)が「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で完全優勝を果たした。2週連続での完全優勝の偉業も成し遂げ、いま最も勢いに乗る若手だ。海外進出の話もチラホラ聞こえてくるが、現在の心境は?
本人も父も「現時点では何も考えていない」
◆国内女子ゴルフ<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 9月22~24日 利府ゴルフ倶楽部(宮城県) 6569ヤード・パー72>
岩井明愛が「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の初日から最終日まで首位を守り、完全優勝を果たした。前週に続いての完全優勝に「次は4勝目、5勝目」を狙いたいと意欲満々。心身ともに充実している。

国内ツアーでこれだけ成績を上げていると、世界ランキングも自然と上がっていくもの。現在、明愛は世界ランキング39位、妹・千怜は56位に位置する。そこで気になるのは、米女子ツアーに挑戦する気持ちがあるのかどうかだ。ちなみに10月10日時点で75位以内なら、米女子ツアーの最終予選会(Qシリーズ)に出場が可能で、岩井姉妹にはともにその資格があるわけだ。
明愛は海外への思いを優勝会見でこう話していた。
「海外はすごく挑戦してみたいですけど、まだ分からないです。いつ挑戦するとかは、本当に分からない状態。できれば早く海外には挑戦したいなとは思っていますが……。全英女子オープンや全米オープンに出て、その思いが強くなったのは確かいです」
気持ちはあっても、やはりそう簡単に決断できるものでもないだろう。もう少し国内で実力をつけて渡米というプランがいいのか、もしくは資格があるうちに予選会を受験すべきなのか、その判断はもう少し先になるかもしれない。
父・雄士さんも「(米ツアーについては)現時点では何も考えていません。もちろんうっすら、ぼんやりと考えたりするときもありますが、具体的に何かするわけでもないです」と話していた。
国内ツアーをメインにするのも悪くはないが、来年は最終予選会参加の資格があるという保証もない。難しい判断を迫られるが、女子ツアー屈指の若手実力者の岩井姉妹が、米ツアー進出へどのような答えを出すのかは今後も気になるところだ。
岩井 明愛(いわい・あきえ)
2002年7月5日生まれ、埼玉県出身。双子の妹・千怜(ちさと)とともに、高校ゴルフの名門・埼玉栄高のダブルエースとして活躍。同校を8年ぶりの全国高等学校ゴルフ選手権・団体戦優勝に導いた。21年にプロテスト合格。JLPGAツアーに本格参戦した22年はメルセデス・ランキング40位でシード獲得。23年「KKT杯バンテリンレディスオープン」で待望の初優勝を果たし、住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で2週連続優勝を果たす。Honda所属。
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