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ZOZOで4位 石川遼がPGAツアー復帰へ「遅すぎることはない」と確信する根拠
第5回を迎えたZOZOチャンピオンシップは日本にルーツを持つコリン・モリカワの優勝で幕を閉じた。石川遼(いしかわ・りょう)をはじめ、これまでになく日本選手の活躍も目立ち、大いに盛り上がった。
「PGAツアーで戦えるところまでゴルフを作り直し、レベルを上げていく」
4位タイに食い込み、インタビューエリアにやってきた石川は、開口一番、「いいプレーはできたけど、もったいないミスがあった。まだまだだなと思った」と、うれしさより悔しさを口にした。

8バーディー、3ボギー、1ダブルボギー。出入りの激しいゴルフだった。11番のボギーと12番のダブルボギーで前半のいい流れを途絶えさせてしまったことは「かなりダメージが来た。久しぶりに頭に血が上った」。
しかし、すべては「自分の責任」と気を取り直し、13番から3連続バーディーを奪った大挽回は、実に見事だった。
それを可能ならしめたものは、もちろん技術力、精神力の向上なのだろうが、石川の心を支えているものが強固だからこそ、ピンチをチャンスに変えて実現されたナイス・カムバックだった。そして、彼の心の礎となっているものは「再びPGAツアー」という強い想いだ。
「常にそれを持っています。PGAツアーの舞台で戦えるところまで、自分のスイングやゴルフを作り直し、レベルを上げていく。遅すぎることはないと思う」
それを聞いて私は、すかさず尋ね返した。
「それは『遅すぎることはないぞ』と自分に言い聞かせているのですか? それとも自ずとそう感じられるのですか?」
すると、石川からは「なるほど」と頷ける答えが返ってきた。
「PGAツアーで活躍してきた選手、たとえばアダム・スコットは、僕とは年齢が一回りぐらい違うけど、今がベストだと言っているし、飛距離も伸びている。あれだけバリバリの姿を目にすると、僕もこれから10年、12年後でも、あのフィジカル、あのスイングが作れると思える」
32歳の石川より11歳年上のスコットが、43歳にして良き手本となってくれている。だからこそ、今を焦るのではなく、自分の中の幹を日々太くしていくこと、薄い紙を重ねていくことを心掛けていけば、太く厚いものが徐々に、しかし必ず形成されていく。
「スコットのような選手がゴルファーとして上でやることのすごさを証明してくれている」
自分もそれをやろう、そうなろうと考えたとき、PGAツアーへの復帰を目指すことには何の制約も限界もなく、タイムリミットもないのだと思えたのだそうだ。
だから「遅すぎることはない」。そう言い切った石川の成長と変化が、彼をZOZOチャンピオンシップで4位タイに押し上げ、PGAツアー復帰のためのチャンスの扉を押し開けたのではないだろうか。
文・舩越園子
ゴルフジャーナリスト/武蔵丘短期大学客員教授。東京都出身。百貨店、広告代理店に勤務後、1989年にフリーライターとして独立。1993年に渡米。在米ゴルフジャーナリストとして25年間、現地で取材を続け、日本の数多くのメディアから記事やコラムを発信し続けてきた。2019年から拠点を日本へ移し、執筆活動のほか、講演やTV・ラジオにも活躍の場を広げている。
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