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- シード当落線上79位と81位 渋野日向子・勝みなみが挑むアジアシリーズ第3戦がスタート 勝はヒザの状態明かす
米国女子ツアーのアジアシリーズ第3戦「メイバンク選手権」が26日、マレーシアで開幕。日本勢は古江彩佳(ふるえ・あやか)、笹生優花(さそう・ゆうか)、畑岡奈紗(はたおか・なさ)、西村優菜(にしむら・ゆな)、渋野日向子(しぶの・ひなこ)、勝みなみ(かつ・みなみ)が出場する。
「ヒザに水が溜まっている状態」
米国女子プロゴルフ<メイバンク選手権 10月26~29日 クアラルンプールG&CC(マレーシア) 6246ヤード・パー72>
米国女子ツアーのアジアシリーズ第3戦「メイバンク選手権」が26日、マレーシアで開幕。日本勢は古江彩佳、笹生優花、畑岡奈紗、西村優菜、渋野日向子、勝みなみが出場する。

なかでも注目が集まるのは年間ポイントランクが渋野79位、勝81位と、フルシードが与えられる80位の当落線上にいる二人。
渋野は56位タイという成績に終わった先週のBMW選手権(韓国)を「思ったより良い順位で終われなかったのは残念」と振り返り、今週に向けては「ラフがかなり難しい印象。狭いところもあるので、なるべくパーオン率は高めていかないと難しいかなと思いました」と警戒する。
ただ、「ティーショットも難しいですし、かなりコントロールが重要だと思いました」としつつも「スコアは出るんじゃないかなという印象は持っている」と続け、「攻められるところは攻めて頑張りたい」と意気込みを語った。
一方の勝は前回の出場が先々週の「ビュイックLPGA上海」(中国)。「初日はいい位置で回れたんですけど、そこからあまりパッとしない成績が続いてしまっていて、ショットが安定したりしなかったりで、つかんだと思ったら違ったな、という1週間だったと思います」と、なかなか手ごたえをつかめない歯がゆい現状を表現した。
先週は韓国に入ってウェイティング(出場順位が下りてくるのを待つこと)したが、結局、出番は回ってこず。一時、日本に帰国し、状態の思わしくないヒザのケアをしたり、美容室に行ったりして過ごしたそう。
心配なヒザの状態について問われると「骨とか関節、腱には異常はなくて、ただヒザに水が溜まっている状態だったので、少し安静に、トレーニングは避けてくださいと言われたので」と明かした。歩く際に痛みを感じるときもあるようで、十分に気をつけながら最終盤を戦ってもらいたいところだ。
そんな状況でもマイペースを失わないところが勝の強み。「予選落ちもないですし、初日からどんどん攻めて、守るところは守ってというメリハリのゴルフをしっかりして、上位に行けるように頑張りたい」と力強く語った。
なお、大会の模様はWOWOWで連日放送される。
渋野 日向子(しぶの・ひなこ)
1998年生まれ、岡山県出身。2019年のAIG全英女子オープンでメジャー初制覇。同年は国内ツアーでも4勝をマークし、賞金ランキング2位と躍進した。2020-21シーズンは、スタンレーレディスゴルフトーナメント、樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメントで勝利。昨季は米ツアーを主戦場に戦った。国内ツアー通算6勝。サントリー所属。
勝 みなみ(かつ・みなみ)
1998年7月1日生まれ、鹿児島県出身。渋野日向子、畑岡奈紗、原英莉花らツアーを席巻している「黄金世代」の一人。2014年の「KKT杯バンテリンレディス」で、アマチュアながらJLPGAツアー史上最年少優勝(15歳293日)を達成し注目を集める。17年のプロ入り後、翌年の「大王製紙エリエールレディスオープン」でプロ初優勝。22年「日本女子オープン」で史上3人目の大会連覇を達成。明治安田生命所属。
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