- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ツアー
- 女子アジアンツアーで畑岡奈紗が13位タイ、プロデビューの馬場咲希は17位タイ 団体戦の結果は?
女子アジアンツアーの「シモーネ・アジアパシフィックカップ。日本勢は4選手が出場し、畑岡奈紗が1アンダー・13位タイ、馬場咲希は1オーバー・17位タイでフィニッシュした。
来年も目標は「メジャーに優勝することです」
海外女子プロゴルフ<シモーネ・アジアパシフィックカップ 12月21~23日 ポンドックインダGC(インドネシア) 6806ヤード・パー72>
日本のエース畑岡奈紗が、優勝なしのシーズンを終えた。
クリスマス直前に行われた女子アジアンツアーの「シモーネ・アジアパシフィックカップ。畑岡は主戦場とする米ツアー最終戦、CMEグループツアー選手権では優勝争いをしながら2位タイに終わる悔しい結果に終わり、通算7勝目は来年にお預け。米ツアー以外でも勝てないまま、ここに至っているだけに、何とか有終の美を飾りたい大会だった。
54ホールストロークプレーの個人戦と、2人1組の団体戦の両方で順位を戦うこの大会は、アジアンツアーの1戦。来年に向けて勢いをつける絶好のチャンスだったが、結果は13位タイと平凡なものに終わった。
「個人戦と団体戦で優勝することです」と、大きな目標を持って臨んだ3日間。しかし、暑さと「難しいなと感じました」と試合前に感じていたコースで、最後まで60台を出すことはできなかった。最終日も積極的に攻めて4つのバーディーを奪ったが、ボギーも4つでスコアを伸ばせず、通算1アンダー。7打差圧勝を飾ったアッタヤー・ティティクン(タイ)の通算14アンダーには遠く及ばなかった。
ペアのスコアがそのまま反映される団体戦も、西畑萌香との組で通算6オーバー9位タイに終わっている。「スコアを伸ばすことができなかったので悔しいです」と唇をかむ。それでも、前向きな気持ちは失っていない。「芝の違いやグリーン周りのラフとかも難しかったですし、まだまだ学ぶことはたくさんあるなと思いました」とポジティブに振り返った。
今年も目標に掲げたメジャー優勝は果たせなかったが、来年も「メジャーに優勝することです」と雪辱を期す。
プロデビュー戦となった馬場咲希は「プロになって初めての試合だからワクワクな気持ちが大きいので、とにかく楽しく回れたらいいなと思います」と意気込んで参戦した。2022年に全米女子アマに優勝したことで一気にブレイク。23年はアマチュアの試合やプロの試合などに数多く出場した。
高校3年生になり、プロ転向を決めて米ツアーのQスクール(予選会)に2次から参戦。しかしQシリーズ(最終予選会)でうまくいかず、ツアー出場権を手にすることはできなかった。2次の後には日本の最終プロテストに挑んで合格しているが、Qシリーズ(QTファイナル)があったため日本の新人戦にも出場しておらず、これが初戦となった。
スケールの大きなゴルフは健在だが、ショットが荒れていて最後まで思うようにスコアが伸ばせない。最終日は3バーディー、4ボギーで1つスコアを落として通算1オーバー17位タイ。
「今回は世界トッププレーヤーの選手たちも来ていたのでそういうところでプレーして、すごい差は開きましたけど、そういうのも分かったし、特殊なコースでプレーしてまだまだ足りないところだらけというのはすごく感じたので、来年の開幕に向けてオフしっかり練習したいと思います」と、プロとしての第一歩を踏み出している。
他の日本勢は、高野愛姫が通算2オーバー21位タイ、西畑が通算7オーバー33位タイ。団体戦は、通算15アンダーでタイのティティクン&ジャラビー・ブーンチャント組が優勝。日本のもう1組、馬場・高野組は通算3オーバー6位タイに終わっている。
- 1
- 2
最新の記事
pick up
-
「国産カーボンフェース」がついに発売! ヤマハの新作「インプレス・ドライブスター」ドライバー、FW、UT、アイアンを試打検証<PR>
-
「高反発エリア拡大でさらなる“飛び”を実現」 ミズノの新アイアン「JPX925」<PR>
-
アマチュアが打っても激スピン! フォーティーン「FRZ」を使ってギア好きゴルファー3人がスピン勝負してみた<PR>
-
キヤノンがゴルフを変える! プロゴルファー森田理香子が実践する“撮影機能付きレーザー距離計”「PowerShot GOLF」を徹底解剖<PR>
-
【連載コラム】フィッティングとレッスンの融合で上達! フォーティーンの新サービスを人気ゴルフYouTuberが体験<PR>
ranking