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- 【米女子ゴルフ】ネリー・コルダが出場3試合連続優勝! 9名が出場した日本勢の成績は?
日本勢6人が決勝ラウンドに進んだ米女子ツアー「フォード選手権」最終日(現地時間3月30日)は、通算15アンダーの首位に3人が並び、3打以内に20人がひしめく混戦模様。上位が伸び悩むなか、ネリー・コルダが7バーディー、ノーボギーの完璧なゴルフを展開。出場3試合連続優勝を決めた。
1打差4位タイで出た笹生優花は1打伸ばしたのみ
◆米国女子プロゴルフ<フォード選手権 3月28~31日 セヴィールG&CC (アリゾナ州) 6734ヤード・パー72>
日本勢6人が決勝ラウンドに進んだ米女子ツアー「フォード選手権」最終日(現地時間3月30日)は、通算15アンダーの首位に3人が並び、3打以内に20人がひしめく混戦模様のなか始まった。
笹生優花が1打差4位タイ、古江彩佳、畑岡奈紗が3打差16位タイと逆転可能なポジションからのスタート。だが、笹生はボギーが先行してしまう。1番、4番とスコアを落とした後、5番で最初のバーディー。だが、その後が続かない。バックナインに入って11番、18番と取ったものの、通算15アンダー・13位タイに終わった。
「昨日と(コンディションが)まったく違う。寒くて雨も降って。でもビショビショにならなくてよかった。いい経験になった」と、いつも通りサバサバと振り返り、大会を終えた。
一方、古江は粘り強くプレーした。地面がウエットでランが出ない厳しい状況をものともせず、3番で6メートル、11番で8メートルと長いパットを沈める。アイランドグリーンが名物の17番パー3では、ピンをデッドに狙って80センチ。これを沈めて3つ目のバーディーだ。3つスコアを伸ばして笹生と並ぶ13位タイに食い込んだ。
「すごくいいラウンドができました。雨の中ノーボギーはいいかなと思います。でも、もう少し上位争いがしたかった。2~3メートルのバーディーパットが入れられなくてもったいなかった」と話した。
次週は、2年連続2位に入っている得意の「Tモバイル・マッチプレー」(4月3~7日、ネバダ州・シャドウクリーク)。だが「今年はルールが違って3日間スコア(ストロークプレー)だから、しっかり(マッチプレーに)残らないと」と気合を入れなおした。
畑岡は3バーディー、2ボギーで通算13アンダー・26位タイに終わっている。
通算15アンダー首位の最終組、カルロタ・シガンダ(スペイン)、キム・ヒョージュ(韓)、サラ・シュメルツェル(米)の3人が伸び悩む間に猛チャージをかけたのがネリー・コルダ(米)だ。
2打差でスタートすると5、6、9番とバーディーを奪って通算18アンダー。強風の前日とは打って変わり、砂漠の中のコースに雨が降り、寒さが厳しいの中で快調にスコアを伸ばしていく。バックナインに入ってからもボギーを叩かず、12、13番で連続バーディー。上がり3ホールも16、18番としっかりと撮って通算20アンダー。LPGAドライブオン選手権、ファーヒルズ・朴セリ選手権と、いずれもプレーオフで勝っているが、今大会はすっきりと2打差で優勝を飾った。シーズン3勝目。しかも出場3試合連続での勝利で、圧倒的な強さを見せた。
2位はヒラ・ナビード(豪)。首位スタートだった3人は、シガンダが通算17アンダー・3位タイ、キム、シュメルツェルは通算16アンダー・8位タイで大会を終えている。
他の日本勢は、西村優菜が通算11アンダー・35位タイ、勝みなみが通算8アンダー・56位タイ、吉田優利が通算5アンダー・69位タイ。西郷真央、渋野日向子、稲見萌寧の3人は予選落ちしている。
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