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米メジャーでV争い中の親友・渋野日向子へ届け! 大里桃子がエール「しっかり楽しんで、渋野らしくがんばって!」
国内女子ツアー第17戦「アース・モンダミンカップ」。大里桃子が通算3アンダー20位タイで最終ラウンドを迎える。米メジャーで優勝争い中の親友・渋野日向子へエールを送った。
◆国内女子プロゴルフ<アース・モンダミンカップ 6月20~23日 カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県) 6688ヤード・パー72>
今年26歳になる黄金世代の一人、大里桃子が第3ラウンドを4バーディー、2ボギーの「70」でプレーし、通算3アンダー20位タイで最終ラウンドを迎える。
この日は順延になっていた第3ラウンドの残り4ホールをプレーした。7番で4メートルを決めると、8番パー5では残り60ヤードの3打目を1メートルにつけ連続バーディーとした。
この日も朝から雨が降り続いたが「グリーンは昨日より若干遅くなるかなと思ったんですけど、そんなに変わらないというか、こんなに雨が降ったのに全然その影響を感じなかった。コンディションがすごく整っていました」と復旧作業に尽力したコース管理に感謝した。
「3日間通してもう少しいけそうな気がするんだけどボギーも出ちゃう」というもどかしさを感じる今週のラウンド。「明日も似たようなゴルフをしつつ、もうちょっと耐えられたら最高です」と上位フィニッシュを目指す。
今季の序盤まで不調に苦しんでいたが、「ボギーを打っても悔やまないようにして、ポジティブにプレーしようと思い始めてからゴルフが変わった」と、5月「サロンパスカップ」(15位タイ)以降は一度も予選落ちがなく、2週前の「宮里藍サントリーレディス」で3年ぶりのツアー3勝目を挙げた。「優勝もできて今はリラックスしてラウンドできている。あとはこの調子を崩さずにもっと上に行けるゴルフをがんばりたい」と気合を入れる。
ジュニア時代から仲の良い親友の渋野日向子は、米メジャー「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」で3日目を終え首位と4打差の5位タイと優勝争いの真っただ中。
渋野の結果は「ちらちら見ている」といい、「同じ時期に悩んで、同じ時期に調子が上がってきているので、親近感が湧くなあと思って。お互いそこは感じてますし がんばってほしいと思ってます。(この記事を)見てくれるか分からないけど、しっかり楽しんで、渋野らしくがんばって」と笑顔でエールを送った。
渋野は最終ラウンドを日本時間の24日2時5分にスタート。大里は渋野のホールアウト後、8時20分に1番からティーオフする。吉報を期待しつつ自身のプレーにも集中したい。
大里 桃子(おおさと・ももこ)
1998年8月10日生まれ、熊本県出身。渋野日向子、畑岡奈紗らツアーを席巻している“黄金世代”の一人。2018年のプロテストに合格し、同年の「CAT Ladies」で初優勝。プロ入り後23日目での優勝はツアー最短記録。24年「宮里藍サントリーレディス」で3年ぶりのツアー3勝目を挙げた。伊藤園所属。
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