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【女子ゴルフ】首位スタートの臼井麗香は4位に順位下げる 「バーディー取れず病みそうでした」も「3打差ならチャンス」と前向き
大東建託・いい部屋ネットレディス3日目、今年のアクサレディス in 宮崎の初優勝に続く2勝目を狙う臼井麗香(うすい・れいか)は4位に順位を下げたものの、逆転優勝は射程圏内だ。
「とにかくパッティングがうまくいかなくて」
◆国内女子ゴルフ
大東建託・いい部屋ネットレディス 7月18~21日 ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(福岡県) 6505ヤード・パー72
リーダーボードの数字がどんどん変わる伸ばし合いの3日目。14アンダー単独首位でスタートした臼井麗香はその流れに乗れず、忍耐の1日となった。

「とにかくパッティングがうまくいかなくて」と眉をひそめる。2番バーディーの後4番でボギー。1オンした短いパー4の5番はバーディーを取ったが、その後が続かない。特にバーディーが欲しい6番、9番のパー5は「どっちも(3打目の残り距離が)30ヤードなのにバーディーが取れなくて病みそうでした」と苦しんだ。
それでも冷静さは最後まで保ち続けた。
「バンカーギリギリで手前から入ったりしてついてない、運がない。うまくいかない日だって分かったから、あまり攻めずにケガしないゴルフになりました。しょうがない、しょうがないって自分に言い聞かせて」
バックナインに入ると13番でバーディー。最終18番も「ティーショットで風を間違えて。刻んだらバンカーに入っちゃった」とピンチにしたが、そこからの160ヤードを7番アイアンで7メートルにつけ、バーディーで締めた。通算17アンダー4位には「3打差ならチャンスがありますね」。苦しみを乗り越えて、しっかりと優勝戦線に残るしぶとさがある。
湿気は少し和らいだものの日差しのきついラウンドに、いつものガーリーな雰囲気とは違うウエアで臨んだ。コロナ禍をきっかけに立ち上げた自らプロデュースするブランド『Chell Classy』。この日、選んだのはメンズのシャツ。Sサイズだがオーバーサイズのデザインをフロント部分だけパンツにたくし込み、後ろはゆったりと着ることで、風が通るようにした。
「下も開いてるんです」と、話しながらシャツをまくり上げ、のぞかせたのはヘソ部分が開いたキャミソール。色が濃紺しかなく、日差しを吸収してしまったのは誤算だったが、いつもとは違うキュートさを振りまいた。
36ホールに短縮された今年のアクサレディス in 宮崎の初優勝に続く2勝目を72ホールの戦いで手にする気持ちは強い。
臼井 麗香(うすい・れいか)
1998年12月7日生まれ、栃木県出身。渋野日向子、畑岡奈紗、原英莉花らツアーを席巻してる「黄金世代」の一人。2018年にプロ入り。24年「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」で黄金世代14人目の初優勝を飾った。愛称は「レイチェル」。
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