初日に続きセキ・ユウティンと森井あやめが首位並走　注目の政田夢乃、吉田姉妹、菅沼菜々らの順位は？ ＜QTファイナル＞

　国内女子ツアーの来季出場権が懸かる「QTファイナルステージ」の第2ラウンドが終了し、セキ・ユウティンと森井あやめが首位に立っている。

　初日8アンダーで首位に立ったセキと森井はともに「73」とスコアを1つ落とすも、2位に1打差で首位タイをキープ。続く6アンダー3位タイにサイ・ペイインと永井花奈がつける。

　以下、5アンダー5位タイに安田彩乃、入谷響、林菜乃子の3人、単独の8位に4アンダーで吉本ここね、3アンダー9位タイに上野菜々子、藤田かれん、高久みなみが続く。

　ツアー終盤戦で活躍した政田夢乃はスコアを1つ落としての2アンダー12位タイ。昨年のプロテストでトップ合格した清本美波がスコアを1つ伸ばして1アンダー19位タイに浮上した。

　日米“二足のわらじ”での最終予選会に挑む吉田優利はこの日イーブンパーで1アンダー19位タイ、吉田の妹・鈴はスコアを3つ落として1オーバー38位タイに後退した。

　めまいや耳鳴りといった症状が出るメニエール病の発症などで苦しいシーズンを過ごした金田久美子も3つスコアを落として38位タイ。

　不調から脱せず3シーズン守り続けたシード権を手放した菅沼菜々は、5連続を含む8ボギー（ノーバーディー）を叩き、9オーバー97位に沈んでいる。

　6年ぶりのツアー復帰を目指す大江香織は2つスコアを落として3オーバー58位タイ。今年の「伊藤園レディス」で復帰を果たした大山志保は10オーバー98位タイにいる。

　QTファイナルステージは、ファーストステージからの進出者に加え、今季のシード選手で翌年のシード喪失者、「大王製紙エリエールレディスオープン」終了時点のメルセデス・ランキング56～70位までの選手、ステップ・アップ・ツアー優勝者、プロテスト1位合格者など104人が出場。

　4日間を通して35位前後に入れば、来季前半戦（第1回リランキングまで）の出場権が得られる見込みだ。

＜上位の成績＞
1位T／－7／セキ・ユウティン、森井あやめ
3位T／－6／サイ・ペイイン、永井花奈
5位T／－5／安田彩乃、入谷響、林菜乃子
8位／－4／吉本ここね
9位T／－3／上野菜々子、藤田かれん、高久みなみ
12位T／－2／荒木優奈、篠崎愛、大出瑞月、政田夢乃、山路晶、永田加奈恵、徳永歩