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入場料は1万2000円で「無料チケットは一切出しません」 それでも高い満足度の「アース・モンダミンカップ」はなにがスゴい?
入場料は1万2000円と高額だが、飲食物はアルコールを除いて無料な「アース・モンダミンカップ」。高いホスピタリティーを誇るビッグトーナメントの舞台裏をのぞいてみた。
入場料が他の試合の3倍でも大人気
◆国内女子プロゴルフ
アース・モンダミンカップ 6月26~29日 カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県) 6688ヤード・パー72
賞金総額3億円、優勝賞金5400万円。入場料は他の多くの試合の約3倍という1万2000円だが、飲食物はアルコールを除いて無料なのがアース・モンダミンカップだ。ゆったりと試合を見られるスペースもあるなど、高いホスピタリティーを誇っている。14回目を迎えたビッグトーナメントの舞台裏をのぞいてみた。
アップルパイ、豚生姜焼き丼、汁なし担々麺、温玉焼き鳥丼、カレー、カツカレー、飲茶、うどん(かき揚げ/梅おろし)、たこ焼き、グリーンスムージー。ここまでがギャラリープラザAで食べられる品々、トーナメント会場のフードメニューとしてはかなり豊富なラインアップ。
他にも焼きとうもろこし、おにぎり、ランチパック、ソフトクリームなど。ソフトドリンクはもちろん、有料だがアルコールも用意されている。一つひとつのポーションは小ぶりで、いくつものメニューが楽しめる仕組みとなっている。

ギャラリープラザなので観客が最優先だが、同じ場所で選手やその家族、大会スタッフやメディアにも同様に食事を提供している。さっきまでプレーしていた選手が、隣で食事をしているケースもある楽しい場所になっている。
「夢空間を目指しているのがこの大会。マスターズは、夢のようなところでしょう? 少しずつですが、マスターズに近づいていると信じています。賞金総額(の高さ)ではなく、あらゆるホスピタリティーでお客様に喜んでいただきたい。無料チケットは一切出しません。ギャラリープラザで7~8品食べる方も多いので、満足してもらっていると思います。リピーターも多いんです」
そう胸を張るのは、大会実行委員長の松下弘征氏。試合そのものが面白くなること以外に、ホスピタリティーに重きを置いて毎年、改善を重ねてきたことも打ち明ける。
最初は1カ所だったギャラリープラザが手狭になり、今では4カ所に増えた。人の流れを誘導する意味もあり、4つはあちこちに点在しており、メニューも違っている。
ギャラリープラザ以外に目立つのは、仮設ながらエアコンが効き、ウォシュレットもついたきれいなトイレや、サービスステーションという暑さから逃れられるスペースなどだ。
料金が高くなってもスポーツ観戦を楽しむという考え方なら、天候に左右される部分はあっても、1日をゆったりと過ごせる試合であることはまちがいない。
2012年に始まった今大会は、当初からゴルフの殿堂、マスターズを目標にすることを宣言していた。今年が14回大会。新型コロナウイルスの感染が拡大し、開幕戦から試合の中止が続いている中、無観客ながら最初にツアー再開のノロシを上げた。その甲斐あって途切れることなく歴史を重ねている。
賞金総額は第1回の1億円から、翌13年には1億4000万円に上がり、17年には1億7000万円。19年には2億円となった。コロナ禍の20年には2億4000万円、翌21年には3億円に跳ね上がり、もはや他の追随を許さない大会になった。
ポイント制のメルセデス・ランキングで年間女王もシード権が決まるようになった現在でも、高額賞金は選手にとっては大きな魅力なのは言うまでもない。「アース・モンダミンカップ」が選手と観客のどちらにとっても満足度の高い大会に成長しているのは間違いなさそうだ。
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