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女子ゴルフ脇元華 持病のヘルニアに加え大会前日には寝違えで“右向けず”… 満身創痍でも「焦らない、なるようにしかならない」
「アース・モンダミンカップ」2日目。初優勝を狙う脇元華(わきもと・はな)は3バーディー、1ボギーでプレーして通算5アンダー。4位タイで大会を折り返した。
「腰への負担を減らすためにヤケ食いもできない」
◆国内女子プロゴルフ 第15戦
アース・モンダミンカップ 6月26~29日 カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県) 6688ヤード・パー72
多くのストレスを抱えながらも、脇元華が初優勝に向けて好位置につけている。「アース・モンダミンカップ」2日目を3バーディー、1ボギーでプレーして通算5アンダー。首位の河本結とは5打差あるが、4位タイで大会を折り返した。

「チャンスはいくつかあったのにパットが入らなかった。後はパット次第ですね」とクールに話すが、今年は故障と付き合いながらのプレーを強いられている。持病の腰痛がヘルニアと診断されたのだ。
5月末の「リゾートトラストレディス」は棄権、翌週の「ヨネックスレディス」は欠場。「そのあたりが一番ストレス感じてました」と落ち込んだ。
今大会前日には首を寝違えるなど踏んだり蹴ったり。右側を向けないほどだったが、ケアで痛みはなくなった。
多かれ少なかれ、どこかに痛みを抱えている選手は多いが、大きなストレスなのは間違いない。脇元のウイークポイントは腰だった。
「プロになってから痛いのはいつも腰だったんです。でも、今回はトレーナーさんに言われてお医者さんに診てもらったら、ヘルニアだと言われて……。ただ、痺れが来ているわけでもないし、手術はしない方向でいます。練習量を減らしたり、右腰への負担を減らすスイングにしたり」と、故障と付き合いながら過ごしている。
もともとはストレスがたまると「引きこもってヤケ食いしてしまうタイプ」だと苦笑する。以前は予選落ちするとファストフードをドカ食いしたりすることもあったと言う。
「アスリートなのに……。でも、今年になってからは腰への負担を減らすためにヤケ食いもできないし、ジュースも飲んでいません。揚げ物も食べてない。焼肉とか中華とか、おいしいものを食べすぎないように食べるのが、まあ、ストレス解消かな。ピラティスも始めました」と、戦い抜くための努力をしている。
9カ月もの長いシーズン中は、緊張の連続で基本的にずっと転戦が続くツアープロたち。家族や友達と思うように会えないことも多く、ストレス解消は大きな課題だ。
うまく趣味でリラックスする選手もいるが、各地でおいしいものを食べることが、大きなストレス解消なのは多くの選手に言えること。「趣味もない、つまらない人間なんです」と自嘲気味に口にした脇元だが、その中で何とかストレス解消に努めてプレーを続けている。それが伝わってくる、この日のプレーだった。
2022年にはステップ・アップ・ツアーで初優勝したが、ツアー優勝にはまだ手が届いていない。初優勝については「焦らないようにしてます。なるようにしかならない」。このスタンスが初優勝につながるかもしれない。
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