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- 天国にいる父の言葉を胸に―― 木戸愛「12年349日ぶり」最長ブランク優勝なるか!?
ツアー1勝の35歳・木戸愛(きど・めぐみ)が「資生堂・JALレディスオープン」の3日目を「67」で回り、通算7アンダーの首位タイに浮上。“最長ブランク”を更新する12年349日ぶりの優勝に王手をかけた。
首位タイ浮上で最終日最終組
◆国内女子プロゴルフ
資生堂・JALレディスオープン 7月3~6日 戸塚カントリー倶楽部 西コース(神奈川県) 6766ヤード・パー72
12年349日――。
35歳の木戸愛が2勝目を手にすれば、ツアー最長ブランク優勝(1988年のツアー制度施行後)を更新する。これまでの記録は金田久美子が持つ「11年189日」。最終日はそんな記録の更新がかかった“緊迫の一日”となる。

大会3日目は6バーディー、1ボギーの「67」と完璧なゴルフ。「今日はフェアウェイキープをして、しっかりバーディーパットを打ち続けられたのが良かった。今週から変えたマレット型のパターもすごく活躍してくれた」と振り返る。
この日スコアを伸ばせたのは、ロングパットが入ったことだ。
2番で11メートルを入れると、4番は5メートルのフックラインを読み切った。さらに5番は9メートル、8番は6メートルを決めてスコアを伸ばすなど、通算7アンダーで永峰咲希に並んで首位タイに浮上。最終日は最終組からのスタートとなった。
「今も進化の途中」
木戸は苦労人だ。2008年にプロ入りしてから、11年に初シードを獲得。翌年の「サマンサタバサレディース」でツアー初優勝を飾った。
ただ、そこから2勝目が遠い。19年にシードを落としてからは、シード復帰が果たせないままだ。
「本当になんとかしたい」。現状を打破するため、切実な思いから23年のオフには尾崎将司に師事。長男の智春氏とつながりジャンボ邸で練習を始めた。「とにかく振り切れ」。そう言われ続け、今もその教えを守っている。
「自信を持って振り切れるようになって、飛距離も伸びてきた。5年前くらいから飛距離が落ちて悩んでいたので。本当に今も進化の途中だと思っています」
23年12月には元プロレスラーの父・修さんが他界。今も思い出話をすると、うっすら涙目になるほど悲しみが込み上げるが、今も頑張れるのは父の教えがあるからだ。
「父の言葉が自分の背中を押してくれています。『一生懸命に前向きに頑張っていればいい日が来る』って言い続けてくれていました。それを信じて頑張りたい。最終日は思いきりチャレンジしたい」
鬼門と言われる2勝目は目前に迫った。自分との戦いに打ち勝ち、天国の父へ最高の報告をするつもりだ。
木戸 愛(きど・めぐみ)
1989年12月26日生まれ、神奈川県出身。172センチの恵まれた身長を生かしたダイナミックなゴルフで多くのファンを魅了。2012年「サマンサタバサレディース」で念願の初優勝を果たす。所属はフリー。
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