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- 「ライダーカップ」米キャプテンのスイングから学ぶ… インパクトゾーンを長くする秘訣は“深い前傾”のアドレス?
PGAツアーの解説も務めるゴルフスイングコンサルタント・吉田洋一郎氏が、ツアーの第一線で活躍する選手のプレーを独自の視点で分析。今回は「トラベラーズ選手権」でツアー8勝目を飾ったキーガン・ブラッドリー選手のスイングに注目しました。
お尻を後ろに突き出して体を深く曲げるアドレス
今年の「ライダーカップ」は9月26日から28日にかけて米・ニューヨーク州のベスページブラックで開催。2年に1度開催される米国と欧州による対抗戦はそれぞれ12人の代表選手とキャプテンで構成され、メンバーに選ばれることは非常に名誉なことでもあります。

今年の米国チームのキャプテンに抜てきされたのは、39歳のキーガン・ブラッドリー選手。これまでの歴史でキャプテンと選手を両立するケースはあまりありませんが、6月の「トラベラーズ選手権」でツアー8勝目を挙げたブラッドリー選手は「プレーヤーとして自分を起用するのかどうか?」にも大きな注目が集まっています。
さて、今回はそんなブラッドリー選手のスイングに注目しました。大きな特徴は前傾角度の深さ。お尻を後ろに突き出して体を深く曲げるアドレスは「PGAツアーイチでは?」と思うほどです。
前傾を深くするメリットは、肩をタテに回しやすくなること。前傾角をキープしながら左肩を下げ、右肩を上げてバックスイングし、左右の肩を入れ替えるようにダウンスイング。この動きを入れるとインパクトゾーンが長くなり、ショットの正確性がアップします。そのためショットメーカーといわれる選手の多くは、肩をタテに使ってスイングしているのです。
また、肩をタテ回転させるとスイングエネルギーが増大するのもメリット。肩を平行に回して“でんでん太鼓”のように垂直軸だけで振るスイングを「1つのエンジン」とすると、肩をタテ回転させるのは前後軸と垂直軸を使えるスイング。つまり「2つのエンジン」を使えることになるわけです。
肩がヨコ回転にならないよう注意
肩のタテ回転を自分のスイングに取り入れるには、ブラッドリー選手の深い前傾を参考にしたドリルが効果的。ショートアイアンのグリップとシャフトの境目辺りを握り、前傾を思い切り深くしてアドレス。その角度を維持してスイングしてください。最初は素振りから始めるといいでしょう。
このドリルは肩のヨコ回転が優位になるとダフるので要注意。バックスイングで肩をタテに回せても、ダウンスイングで肩がヨコに回るとアーリーリリースになってダフってしまいます。右肩を思い切り下げてダウンスイングをすることで、自然に腕をたたんだままクラブを下ろせるようになっていきます。これが長いインパクトゾーンをつくる秘訣です。
また、「前傾を深くして振ると腰を痛めそう」というイメージがあるかもしれませんが、手を使うのではなく足を主体にすると体の負担が軽減されます。この“足主体”の感覚は、足踏みをしながら振ってみるといいでしょう。前傾を深く構えて足踏みをしたら、右足が上がったタイミングで左肩を下げて右肩を上げていきます。この時、右ヒザを伸ばしたり右股関節を切り上げていくとスムーズに行えるはずです。
ダウンスイングでは反対に、左足が上がるタイミングに合わせて左ヒザを伸ばし、左股関節を切り上げていくと肩を入れ替えやすくなります。この動きができるようになると、インパクトで球を押し込む感覚がつかめてくるはずです。
キーガン・ブラッドリー
1986年生まれ、米・バーモント州出身。2008年にプロ転向し、11年の「HPバイロンネルソン選手権」でPGAツアー初勝利を挙げる。同年は「全米プロゴルフ選手権」を制してメジャー初制覇も達成。12年の「WGCブリヂストン招待」以降は勝利から遠のいていたが、18年の「BMW選手権」でカムバック勝利。22年は日本開催の「ZOZOチャンピオンシップ」でも勝利を挙げた。ツアー通算8勝。
【解説】吉田 洋一郎(よしだ・ひろいちろう)
1978年生まれ、北海道出身。世界のゴルフスイング理論に精通するゴルフスイングコンサルタント。デビッド・レッドベターから世界一流のレッスンメソッドを直接学ぶ。毎年数回、米国、欧州へ渡り、ゴルフに関する心技体の最新理論の情報収集と研究活動を行っている。欧米の一流インストラクター約100名に直接学び、世界中のスイング理論を研究している。海外ティーチングの講習会、セミナーなどで得た資格は20以上にのぼる。
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