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- シード獲得へ弾み! 金谷拓実が石川遼とのプレーオフを制しツアー通算8勝目 敗れた石川も今季自己最高の2位フィニッシュに手応え
金谷拓実(かなや・たくみ)が石川遼(いしかわ・りょう)とのプレーオフを制し、ツアー通算8勝目を達成。石川も今季自己最高の2位でフィニッシュし、両者とも終盤戦へ向け手応えをつかんだ。
迷うことなく選択した3番ユーティリティー
◆国内男子プロゴルフ
ANAオープン 9月18~21日 札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(北海道) 7066ヤード・パー72
1打ビハインドで迎えた17番パー5。ティーショットでフェアウェイをとらえた金谷拓実は、迷わず3番ユーティリティーを手にした。3打目地点から左にドッグレッグするが、2打目で林越えに成功すれば2オンのチャンスがある。ただし木が高いため、ミスすればパーセーブすら難しくなる。

「詳しい状況は分かりませんでしたが、このホールでバーディーを奪わなければ優勝は厳しいと考えていました」。ピンまでは250ヤード。ローボールヒッターの金谷にとっては高弾道が必要な状況だったが、不安の色は見えない。クラブを振り抜くと、ボールは林を越えてグリーンをしっかりキャッチ。ピンまで約10メートルを残したが、冷静に2パットで沈め、バーディーを奪った。
最終18番ではバーディーを逃したものの、通算17アンダーでホールアウト。石川遼とのプレーオフに突入する。1ホール目はともにパー。2ホール目で石川がパーパットを外すと、金谷は1メートルのパーパットを決め、今季初勝利、ツアー通算8勝目をつかんだ。
今季からPGAツアーを主戦場としている金谷だが、ここまで23試合に出場し、予選通過は8試合と苦戦。「アイアンショットの精度が他の選手より劣っていると感じます。少しのミスが大きなミスになってしまうので、そこは日々勉強中です」と試行錯誤を語る。それでも厳しい環境に身を置いたことで、以前よりもゴルフと真摯に向き合うようになり、練習量も増えたという。「数字以上に、一歩一歩前に進んでいる感覚はあります」と、成長の手応えを感じている。
今大会は最終日の前夜から雨が降り続き、重くなったベント芝に苦しむ選手も多かったが、金谷はラフからでもグリーンをとらえるショットを何度も披露。前半に2度のダブルボギーを叩きながらも、取り返そうと奮闘する姿は、PGAツアーで培った精神力の強さを示した。フェデックスランキングでは134位と来季シード獲得圏外の100位以内には入っていないものの、残り6試合あるフェデックスカップ・フォール次第では、逆転の可能性も残されている。
「悪条件の中で学んだこともあり、気持ちの切り替えも勉強になりました」。今回の優勝で得た収穫は大きく、シード獲得へ向けて大きな弾みとなった。
悔やまれるティーショットの選択
首位と3打差の3位タイからスタートした石川は、5バーディー、1ボギーの68をマーク。プレーオフに持ち込む健闘を見せたが、惜しくも金谷に敗れた。2ホール目で2メートル弱のパーパットを外したこともあったが、石川自身が悔やんだのはティーショットでの判断だった。
「自分としては、プレーオフ2ホール目のティーショットが悔やまれます」。3番ウッドで放ったショットは右サイドのバンカーにつかまり、グリーンを狙えなくなった。ドライバーでバンカーを越えるか、3番ユーティリティーで手前に刻むか迷った末に選んだのは3番ウッド。理由は「入ってもアゴまでは届かないだろう」と考えたからだ。しかし実際は予想以上に飛び、アゴに近い位置へ。結果的に再びクラブ選択を迷うことになった。
7番アイアンか8番アイアンか。石川は「風が止んでいたので8番を選びました」と語ったが、アゴに近くなければ7番を選んでいた可能性もあった。結局ボールはグリーンに届かず、長いアプローチを残すことになった。
それでも試合後には「今年間違いなく一番いい一週間でした」と納得の表情。今季自己最高の2位という結果に充実感をにじませた。特にアプローチに手応えを感じている。17番パー5では4打目をグリーン奥のラフに外したが、そこからチップインを決めてみせた。「プレッシャーの中で練習したことを再現できると弾みになる。すごくよかったと思います」。
大会前日の17日に34歳の誕生日を迎えた石川。終盤戦に向け、さらなる巻き返しへ手応えをつかんだ。
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