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- 竹田麗央「簡単ではないので4日間ベストを尽くして」 米ツアー1年目の成長胸に連覇へ
前年覇者の竹田麗央が「TOTOジャパンクラシック」開幕前日の5日、連覇へ意気込みを語った。
「日本は寒く感じます」
◆日米女子ツアー共催
TOTOジャパンクラシック 11月6~9日 瀬田GC 北コース(滋賀県) 6616ヤード・パー72
全米女子プロゴルフ協会(LPGA)と日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の共催大会「TOTOジャパンクラシック」が6日(木)に開幕する。世界の強豪78名が集い、予選カットなしの4日間72ホールでタイトルを争う。
昨年の大会では、竹田麗央がマリナ・アレックス(米)との6ホールに及ぶ死闘の末、劇的なプレーオフ勝利。今季の米ツアー本格参戦に弾みをつけた地となった。今年はディフェンディングチャンピオンとして、再び滋賀の地に帰ってきた。
世界に飛び出した一年。竹田は「去年までと全く違う経験ができた1年でした」と充実した表情を見せる。メジャー大会でのタフなセッティングや全米を移動する過密スケジュールなど、環境の変化は大きかったが、「いい試合も悪い試合も経験に繋がっている」と前向きに振り返る。
ショットの安定感は一年を通して向上。「ショートゲームのバリエーションも求められる場面が多かった」と海外コースの難しさを実感しつつ、対応力を磨いてきた。

「体のコンディションはすごく良いです。先週はすごく暑かったので、日本は寒く感じますね。飛距離は少し落ちそうですが、そのあたりをうまく合わせたい」。気温差への調整もポイントになる見込みだ。
コースは昨年と大きな変更はなく、グリーンの強い傾斜攻略が鍵。「いいイメージがあるので楽しみ。連覇したい気持ちはすごくありますけど、簡単ではないので4日間ベストを尽くして、最終日に優勝争いできたら」と静かに闘志を燃やす。
今季も残りわずか。米ツアー新人賞争いは大混戦だが、「まだチャンスはある。残り試合もベストを尽くしたい」と意欲。さらに年間女王争いについても「最終戦は大きな試合。一年の最後にいい締め括りをしたい」と語り、視線の先にはさらなる高みがある。
「日本人選手がすごく活躍していて刺激になります。自分も頑張りたい」。世界へ羽ばたいた場所で、もう一度証明する。竹田麗央の2年連続の歓喜へ。滋賀が再びドラマの舞台となる。
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