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- 28億円超の賞金額をたった13人のツアーメンバーで叩き出した日本勢! 記録づくめだった日本女子の活躍を獲得賞金で振り返る
米女子ツアーは今シーズンの全日程を終え、計7勝を挙げた日本は初めて国別の最多勝に輝いた。ツアーメンバーとして戦った13人の総獲得賞金は約1810万ドルにのぼった。
日本勢の獲得賞金額は昨年の1.6倍
米女子ツアーは今シーズンの全日程を終え、計7勝を挙げた日本は初めて国別の最多勝に輝いた。ツアーメンバーとして戦った13人の総獲得賞金は約1810万ドル。日本円にして28億円を超える大金を稼ぎ出した。
2025年は日本女子にとって歴史的なシーズンとなった。「シェブロン選手権」(西郷真央)、「AIG全英女子オープン」(山下美夢有)のメジャー2勝を含む過去最多の7勝をマーク。これは韓国(韓国ペアで優勝したダブルスのダウ選手権を両選手それぞれ1勝としてカウント)と並んで国別の最多勝である。日本にとって最多勝は初の快挙だ。
日本選手が米女子ツアーへの参戦を開始したのは1970年。まだ日本では試合があまりなかった時代で、樋口久子と佐々木マサ子の2人が戦いの場を求めて海を渡った。
当時、米女子ツアーでプレーする選手はほとんどが米国人。1970年代は優勝者の93%は米国選手だった。
その後は米国以外の選手が増えはじめ、2000年代になるとスウェーデン、韓国、台湾が相次いでシーズン最多勝を手にしていた。そして今年、樋口らの参戦から56年目にして日本がついにシーズン最多勝の座をつかんだわけだ。

昨年の国別優勝数はどうだったかというと、1位が米国で12勝、2位がタイの6勝、3位は3勝で日本、韓国、ニュージーランド、オーストラリア、中国が並んでいた。
1位だった米国は昨年7勝と圧倒的な存在感を示したネリー・コルダが未勝利に終わるなど計3勝と大きく後退。タイはプレーヤー・オブ・ザ・イヤーに輝いたジーノ・ティティクルが3勝したが、他の選手の優勝がなく昨年の6勝から半減した。対して日本は2勝の山下をはじめ、竹田麗央、岩井ツインズといったルーキーが次々に優勝して勝ち星を大きく伸ばした形だ。ちなみに今年、日本、韓国に次ぐ3位は4勝のスウェーデンだった。
日本勢は優勝数だけでなく獲得賞金もグッと増やした。今年、ツアーメンバーとしてプレーした13人の総獲得賞金(賞金ランキングに加算されたものに限る)は1809万8860ドルに上る。昨年は1133万0036ドルだったから、約1.6倍だ。1ドルを157円として計算すると、実に約28億4152万円になる。
山下美夢有は一人で5億5000万円超を獲得
日本勢の獲得賞金を他の国と比較すると、よりそのすごさが分かる。
国別で最も多かった米国は約2144万ドル。これは賞金ランキングに名前が掲載されている44人の合計だ。たった13人の日本がホームの米国勢とそれほど差のない賞金を稼ぎ出して国別獲得賞金額で2位につけたのである。
韓国は約1730万ドルで3位。賞金ランキングには25人が掲載されているから、人数なら日本のほぼ2倍だった。
日本選手1人あたりの平均獲得賞金は139万2220ドルだった。このデータでも昨年の125万8893ドルを上回った。米国の平均は48万7248ドル、韓国は69万2392ドルにすぎない。
賞金ランキング日本選手最上位の3位に入った山下の獲得賞金は354万5888ドル。日本円で約5億5670万円という驚異的な額である。
賞金ランキング4位の竹田は日本円で約4億5472万円。昨年、自らがマークした約2億6573万円の日本女子ツアー記録をはるかに超えた。
賞金ランキングのトップ10には山下、竹田だけでなく7位に西郷真央、10位に岩井千怜が名を連ねており、日本勢は計4人が入った。これまで、最もトップ10入りが多かったのは2人(2021、23、24年)だったから、ここでも記録更新である。
今年、賞金ランキングトップ10に複数名入った国は日本だけ。日の丸があちこちで目立った1年だった。
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