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- 御年86歳! 衰え知らずな“レジェンド”リー・トレビノに学ぶ一生モノのフェードスイング
PGAツアーの解説も務めるゴルフスイングコンサルタント・吉田洋一郎氏が、ツアーの第一線で活躍する選手のプレーを独自の視点で分析。今回は、世界ゴルフ殿堂入りも果たしている“レジェンド”リー・トレビノ選手のスイングに注目しました。
「PNC選手権」で魅せた色あせぬ技術
米国で年末に開催された恒例イベント「PNC選手権」は、メジャーチャンピオンらが親子で戦う大会。昨年大会で優勝したのは、PGAツアー9勝のマット・クーチャー選手でしたが、今回注目したいのはリー・トレビノ選手です。
12月に86歳になったトレビノ選手は、1995年の第1回大会から毎年出場し続けている唯一の選手。今大会も息子のダニエル・トレビノ選手とペアを組んで出場しました。惜しくも優勝は逃しましたが、パー4の2打目を直接カップインさせてイーグルを奪うなど、レジェンドは大いに会場を盛り上げました。

86歳のトレビノ選手ですが、そのスイングは全盛期のまま。フックグリップで構え、フェースローテーションを入れずに美しいフェードボールを打っていました。
また、バックスイングでサッとクラブを上げる動作も当時を彷彿とさせます。右ヒザを伸ばしながら反力を使うテークバックは、現代にも通じる動きといえるでしょう。
特に参考にしたいのは、左腕とクラブを一体化させている点。クラブを上げる時も、左足を踏み込んで振り下ろす時も、左腕とクラブを一体化させ、クラブをリリースせずに体の回転でボールを捉えています。このスイングで精度の高いフェードボールを打ち、メジャー6勝を達成したわけです。
精度の源は“左腕とクラブの一体化”
左腕とクラブを一体化させるには、左肩からヘッドまでが1本の棒になったイメージを持つといいでしょう。左ワキが自然に締まり、腕と体も同調します。つまり、体が動けば腕とクラブがシンクロして動き、手先で操作することも振り遅れることもなくなるのです。
オススメの練習法は、クラブと練習用のスティックを使ったドリル。クラブのグリップエンドを延長するように、スティックを一緒に握ってアドレスしてください。構えた時、スティックが体の左サイドに伸びている状態です。
この体勢からスイングをスタート。スティックを体に当てずに振ることができればOKです。体の回転が止まったり、手先で打ちにいくとスティックが体の左サイドに当たってしまいます。
体の左サイドを意識しながらスイングすると、スムーズに回転できるようになっていくはずです。ショットの精度を高めたい人、フェードボールをマスターしたい人はぜひ試してみてください。
リー・トレビノ
1939年生まれ、米・テキサス州出身。アメリカ海兵隊を退役後、60年にプロ転向。67年からPGAツアーに参戦し、翌年の「全米オープン」でツアー初勝利。70年は同ツアーで賞金ランキング1位に輝いた。71年は「全米オープン」と「全英オープン」を制覇。72年は「全英オープン」連覇を達成した。「全米プロ」は74年と84年に優勝し、メジャー通算6勝。「マスターズ」は未勝利だが、それ以外のメジャーは2勝ずつ挙げている。81年に世界ゴルフ殿堂入りを果たした。PGAツアー通算29勝。
【解説】吉田 洋一郎(よしだ・ひろいちろう)
1978年生まれ、北海道出身。世界のゴルフスイング理論に精通するゴルフスイングコンサルタント。デビッド・レッドベターから世界一流のレッスンメソッドを直接学ぶ。毎年数回、米国、欧州へ渡り、ゴルフに関する心技体の最新理論の情報収集と研究活動を行っている。欧米の一流インストラクター約100名に直接学び、世界中のスイング理論を研究している。海外ティーチングの講習会、セミナーなどで得た資格は20以上にのぼる。
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