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- “左は絶対ダメ”の大プレッシャーで神業ショット スコッティ・シェフラーが魅せた異次元のベタピン劇
PGAツアーの解説も務めるゴルフスイングコンサルタント・吉田洋一郎氏が、ツアーの第一線で活躍する選手のプレーを独自の視点で分析。今回は「AT&Tペブルビーチプロアマ」の最終日に「63」のビッグスコアを出したスコッティ・シェフラー選手のショットに注目しました。
名物18番で炸裂したこの日3つ目のイーグル
PGAツアーの今季シグニチャーイベント(昇格大会)第1戦「AT&Tペブルビーチプロアマ」は、通算22アンダーをマークしたコリン・モリカワ選手の幕を閉じました。メジャー2勝を誇るモリカワ選手の勝利は、2023年の「ZOZOチャンピオンシップ」以来、2年半ぶりとなる通算7勝目です。
1打差の2位タイはミンウー・リー選手と、セップ・ストラカ選手。2打差の4位タイは昨季の年間王者トミー・フリートウッド選手と、世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー選手が入りました。

今季すでに1勝を挙げているシェフラー選手のトップ5フィニッシュは、これで8試合連続。また、トップ10フィニッシュは18試合連続となります。
シェフラー選手は今大会の最終日も、世界ランキング1位の貫録を見せつけました。
首位に8打差の通算11アンダー、22位タイからスタートすると、前半は2イーグル、3バーディー、1ボギーの「30」でプレー。後半を1イーグル、3バーディー、2ボギーの「33」として、この日のベストスコア「63」をマーク。優勝のモリカワ選手に2打差まで迫りました。
ペブルビーチGLでの1ラウンド3イーグルは史上初の快挙。3つ目のイーグルは、名物ホールの一つである18番で奪いました。
左サイドに太平洋が広がる528ヤードのパー5。329ヤードのドライバーショットでフェアウェイを捉えると、残り186ヤードのセカンドをピンそば60センチにピタリとつけてイーグルで締めくくっています。
リキまずサラッと振ることがミスを防ぐコツ
18番のシェフラー選手のように、「左サイドNG」でグリーンを狙うシチュエーションは皆さんにも訪れます。そんな時、左にミスしてしまった経験がある人は多いのではないでしょうか。特にショートアイアンやウェッジはつかまりやすいため、引っ掛けやチーピンが出やすくなります。
短いクラブでグリーンを狙う際、左のミスを防ぐにはヘッドを走らせたり、リキまないようにサラッと振ることが大切です。具体的には番手を上げ、スイングをコンパクトにして打ち込まないこと。ヘッドを上からぶつけてラインを出したくなりますが、ターフを薄く取るイメージで軌道を緩やかにすると、左方向にボールが飛びにくくなります。
また、方向性を重視するときはボール位置を右寄りにセットするケースが多いですが、入射角が鋭角になって引っ掛けやすくなるので要注意。いつも通りか、いつもより半個ぶん左にセットして左に打ち出さないようにしましょう。
狙い所の設定も重要です。ピンは狙わず、「少し左に飛べばラッキー」くらいのラクな気持ちでピンの右サイドを狙って打つと、リキまずにサラッと振りやすくなります。
絶好の位置からのセカンドショットはベタピンにつけたくなりますが、“左NG”の状況で優先すべきは左にミスしないこと。最悪のミスを防いでスコアメイクしていきましょう。
スコッティ・シェフラー
1996年生まれ、米・ニュージャージー州出身。2018年にプロ転向し、19年に米下部ツアーで最優秀選手に輝く。レギュラーツアーに昇格した翌シーズンは、ポイントランキング5位でルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞。世界ランキング1位に上り詰めた22年は「マスターズ」でメジャー初制覇。24年の「マスターズ」で2勝目を飾り、同年の「パリ五輪」で金メダルを獲得。9月の「ツアー選手権」でも優勝を飾って年間王者に輝いた。25年は「全米プロ」「全英オープン」の2つのメジャー大会で勝利。26年は「ザ・アメリカンエキスプレス」を制し、ツアー通算20勝を達成した。
【解説】吉田 洋一郎(よしだ・ひろいちろう)
1978年生まれ、北海道出身。世界のゴルフスイング理論に精通するゴルフスイングコンサルタント。デビッド・レッドベターから世界一流のレッスンメソッドを直接学ぶ。毎年数回、米国、欧州へ渡り、ゴルフに関する心技体の最新理論の情報収集と研究活動を行っている。欧米の一流インストラクター約100名に直接学び、世界中のスイング理論を研究している。海外ティーチングの講習会、セミナーなどで得た資格は20以上にのぼる。
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