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- 「正月くらいしか一緒に回らない」 吉田優利・鈴姉妹が練ラン同伴しないワケ
米女子ツアー「ホンダLPGAタイランド」で初共演した吉田優利(よしだ・ゆうり)・鈴(りん)姉妹。だが会場で並ぶ姿はほとんどなかった。仲良しの印象とは裏腹に、あえて距離を保つ2人。その背景には、プロとして互いを尊重する確かな理由があった。
時間の使い方の違いから練ラン一緒にせず
米女子ツアー「ホンダLPGAタイランド」に吉田優利、鈴の姉妹が米ツアーに初めてそろって出場した。日本のメディアにとってはトピックスの一つでもあった。というのも、女子ゴルフ界には、堀奈津佳・琴音姉妹や岩井明愛・千怜姉妹など、仲睦まじい姿を見せる「名物姉妹」が少なくない。
吉田姉妹もインスタグラムでよく一緒に映っており、仲の良さが見ることができるが、ひとたびゴルフ場へ足を踏み入れると、その関係性は世間の抱く「仲良し姉妹」のイメージとは少し異なるようだった。
「練習ラウンドですか? ゴルフで姉と一緒に回るのは正月くらいです(笑)」
妹の吉田鈴がそう言って笑っていた。

同大会で吉田姉妹が一緒に練習ラウンドしたり、ドライビングレンジやパッティンググリーンで一緒に練習する姿を一度も見なかったので、「なぜなのか」を聞いたところ、そのような答えが返ってきて驚いた。
その理由も、極めて現実的なものだった。
「本人(姉)もこっちで必死でしょうし……。そもそも時間の使い方が全然違うんです。私は絶対に朝ごはんを食べますが、姉は食べないタイプ。プレー終わったあとに私はすぐにご飯を食べているけれど、姉はすぐに行っちゃったり。時間配分が合わないんです」
生活リズムや時間配分の違いを尊重し、互いに無理に合わせないのが吉田家のスタイルのようだ。妹の鈴が初の米ツアー出場に挑む際も、優利は「いい経験になるんじゃないですかね」と淡々としたものだった。
妹の誕生日に日本へ贈ったプレゼント
経験値があるからと姉の優利が、妹に必要以上にべったりしない。どちらかと言えば、何でも経験して学ぶべきと、一人のプロとしての成長を静かに見守るスタンスなのだろう。
ただ、家族としての愛情は確かな形で示されていた。大会期間中の3日目に22歳の誕生日を迎えた妹の鈴に対し、優利はすでにプレゼントを用意していた。
「プレゼントはもう送ったので、届いているのかな? 家(日本)に帰ったら開けてもらう感じです」
タイの会場では「さっきケーキでお祝いされているのをチラッと見た」と笑い、過度に干渉しすぎない距離感を保っていた。
姉のプレーにはリスペクト
妹の鈴は、世界最高峰のフィールドで戦う姉の姿を間近に見て、「うまいし、ああやって打ちたいと思う」とリスペクトの念を口にしている。しかし同時に、「自分に合ったスタイルがある」と、姉のコピーではなく自らのゴルフを確立しようとする強い意志も見せていた。
ベタベタした関係ではなく、お互いの個性とプロとしての歩みを尊重し合う。吉田姉妹の「一見厳しめ」にも見える距離感は、厳しい勝負の世界で共に生き抜くための、2人なりの信頼の形に見えた。
吉田 鈴(よしだ・りん)
2004年2月21日生まれ、千葉県出身。姉・優利の影響でゴルフを始め、アマチュアでの主な戦績は21年日本女子アマ4位タイなど。22年、23年とオーガスタナショナル女子アマに出場。22年は日本勢で唯一予選を通過し、オーガスタナショナルGCでの決勝ラウンドを戦って20位の成績を残す。4回目の挑戦となった24年のプロテストで、見事合格を勝ち取った。
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