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- “憧れのリビエラ開催”全米女子OPへ 桑木志帆が強風下「69」で浮上、パット改善に手応え
首位と10打差23位から出た桑木志帆が強風の中で「69」をマークし順位を上げた。体幹を使うパッティングで距離感が改善。今季は世界ランキングを上げて全米女子オープン出場を目標に掲げている。
体幹を使うストロークでパット改善
◆国内女子プロゴルフ 第2戦
台湾ホンハイレディース 3月12~15日 オリエントG&CC(台湾) 6720ヤード・パー72
首位と10打差の通算7オーバー23位タイから出た桑木志帆が、強風の中で存在感を示した。前日よりは弱まったとはいえ、秒速8メートルの風が吹く難コンディションの中、4バーディー、1ボギーの「69」をマーク。通算4アンダーまでスコアを伸ばし、順位を大きく上げた。
出だしから流れをつかんだ。1番パー5では2オンに成功。約19メートルのバーディートライは「カラーからダフっちゃって」とショートしたものの、残り約2.5メートルを沈めてバーディーを先行させた。「出だしからいいバーディーが獲れて、2番もボギーになりそうなところでしっかりパーセーブできた。そこで波に乗っていけたかな」と振り返る。

この日は前日より比較的チャンスにつけやすいピンポジションだったこともあり、好機を確実にものにした。「昨日より難しくないピンポジションで、チャンスにつけられるところがあった。そこでしっかり獲りきれたのが大きかった」とうなずいた。
風の影響も大きいコースだが、前日と似た風向きだったことでプレーの参考にもなったという。「昨日の風と同じ風だったので、昨日のプレーを参考にできた部分もあったと思います」。
パッティングにも手応えがある。開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」ではパットに恐怖心があったというが、今週はストロークに“気づき”があった。「体を使ってストロークするイメージ。体幹を使うようにしたら距離感も合ってきて、今は自信を持って打てています」。
オフは豪州合宿でショートゲーム強化
オフシーズンにはコーチとともにオーストラリアで1週間の合宿を実施。ショートゲームやパッティングを重点的に磨いた。さらに体幹を中心としたフィジカルトレーニングにも取り組み、「体も強くなったし、ドライバーもちょっと飛ぶようになったかな」と成果を実感している。
24年は最終戦のメジャー「JLPGAツアー選手権リコーカップ」を含む3勝を挙げ、メルセデスランキング6位でシーズンを終えた。一方、25年は未勝利ながら同ランキング9位と安定した成績を残している。
迎える最終日へ向けては、「今日みたいなプレーを淡々とできれば上位でフィニッシュできると思う」と冷静に見据える。さらに「最初がパー5なので、しっかりそこで獲っていけるように頑張りたい」と意気込んだ。
目標は“リビエラ開催”全米女子オープン
また今季は世界ランキングを上げ、米メジャー出場を目標に掲げる。「全米女子オープンに出たい。ポイントを稼いでランキングを上げていきたい」と語る。開催コースのリビエラカントリークラブには特別な思いがあるという。「一昨年に見に行ったんです。松山(英樹)さんやタイガー・ウッズを見て、あそこでゴルフしたいなって思いました」。
松山英樹が優勝した24年の「ザ・ジェネシス招待」でも使用された名門コース。世界最高峰の舞台を目標に、桑木は一歩ずつ歩みを進めていく。(台湾・桃園市/編集部)
桑木 志帆(くわき・しほ)
2003年生まれ、岡山県出身。21年6月に実施されたプロテストに合格し、同年の新人戦「加賀電子カップ」で優勝。23年は「ブリヂストンレディス」(3位タイ)、「資生堂レディス」(2位)、「北海道meijiカップ」(2位)、「CAT Ladies」(3位)、「TOTOジャパンクラシック」(2位タイ)などの活躍で、メルセデス・ランキング10位に入る。24年6月「資生堂レディス」で悲願のツアー初優勝を遂げ、8月の「ニトリレディス」でツアー2勝目。11月の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」で初のメジャー制覇を成し遂げた。
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