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リブゴルフ危機は“貧乏クジ”か“見せ場”か… 金策に奔走する鳴り物入り新CEO 手腕に“?”が付く前歴とは?
サウジ政府系ファンドPIFがリブゴルフへの支援打ち切りを表明し、団体は存続危機へ。選手たちはPGAツアー復帰の可能性を探り始める一方、新CEOスコット・オニール氏の前職での失敗と無責任な転職について暴露する報道も出てきている。
予想される投資銀行からの引き締めでよりつまらなく?
マーリン・エンターテインメンツには、もともと素晴らしいアトラクションがたくさんあったため、オニールCEOが去った後の同社は、経営や運営の効率化をきっちり図りつつ、財産であるアトラクションをそれまで以上に活用して、業績は徐々に上向いたそうである。
リブゴルフにもブライソン・デシャンボーやジョン・ラームといった素晴らしい選手たちが、今はまだたくさんいるのだから、彼らをより一層うまく活用し、手元に残るいくらかの資金を効率的に生かすことができれば、新たな出資者を得るまでの時間稼ぎはできるのかもしれない。
新たに就任した2名の社外取締役は、リブゴルフのお金の流れを指揮・監督することが役割ゆえ、今後、1ドルたりとも無駄にはさせない引き締め策を徹底すると見られている。さらに、リブゴルフはニューヨークを拠点としている投資銀行とパートナーシップを結んだため、今後は投資銀行からのアドバイスや指示も受けることになる。
しかし、必ずしもそれらがゴルフツアーとしての改良や向上につながるとは限らず、むしろ「お金ファースト、ゴルフは二の次」という方向へ向かっていく可能性が高いのではないだろうか。
かつての豪華客船はここへ来て一気に傾きかけ、今ではそれが沈まないよう、なんとか維持することが精一杯の様子である。
果たして、そんな船にどんな魅力があるのか。そう考えれば、新たな出資者が登場する可能性は限りなく低く小さく感じられる。
唯一の期待は、とてもリッチで、とてもゴルフが好きな“白馬の王子様”の奇跡的な出現だけである。それ以外に傾きかけたリブゴルフを支える方法は、今はどこにも見当たらない。
文・舩越園子
ゴルフジャーナリスト/武蔵丘短期大学客員教授。東京都出身。百貨店、広告代理店に勤務後、1989年にフリーライターとして独立。1993年に渡米。在米ゴルフジャーナリストとして25年間、現地で取材を続け、日本の数多くのメディアから記事やコラムを発信し続けてきた。2019年から拠点を日本へ移し、執筆活動のほか、講演やTV・ラジオにも活躍の場を広げている。
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