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- 「3度目の正直ができた!」大里桃子がイップスを克服しての2勝目に涙
“黄金世代”の大里桃子がほけんの窓口レディースでツアー通算2勝目を手にした ◆国内女子プロゴルフ<ほけんの窓口レディース 5月14日~16日 福岡・福岡カンツリー倶楽部 和白コース 6335ヤード・パー72>
“黄金世代”の大里桃子がツアー通算2勝目!ほけんの窓口レディース
1998年度生まれ“黄金世代”の大里桃子がツアー通算2勝目を手にした。
初優勝したのがプロ1年目の2018年8月の「CAT Ladies」。2年9か月ぶりの優勝に涙を流さずにはいられなかった。
今大会は荒天で順延となり、36ホール競技に短縮。16日に第2ラウンドが再開され、大里は首位と1打差の3位から最終組で回った。18ホール終了時点で5バーディー・1ボギーの68。通算9アンダーで首位に並んだささきしょうことのプレーオフとなったが、大里は落ち着いていた。
18番パー5で行われたプレーオフは、両者ともに1ホール目はパー、2ホール目はバーディー。決着がついたのは3ホール目だった。
大里は2オンに成功すると、約4メートルのイーグルパットは外したものの、しっかりとバーディーを奪取。ささきがバーディーパットを外し、勝負が決まった。
2週前のパナソニックオープンレディースでは、上田桃子にプレーオフで敗れて2位。前週のワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップでも2位タイだっただけに、「3度目の正直ができました!めっちゃうれしいです」と喜びを爆発させた。
会見では、「優勝した年(2018年)の最後のほうでパターの違和感があり、それがずっと続いていました。今年に入ってもずっと悩まされてきましたが、克服してやっと2勝目を挙げることができました」と、パッティングでのイップスを克服して手にした勝利だったことを明かした。
また、仲のいい渋野日向子ら同年代の活躍についても正直に心境を吐露した。
「本当に刺激しあえている仲ですし、ジュニアの時から一緒にいるので、今でも一緒にいることがすごいことだと思っています。周りが2勝目、3勝目を挙げていくのを横目で見ていて、周りの事を見ないようにしているけれど、自分的に早く2勝目を挙げたいと思っていました。パターで悩んでいることもありましたけれど、やっと噛み合って打てるようになった。苦労したなという感じです」。
大里は周りから、「2勝目が実力だよ」と言われていたという。そういう意味では、トッププロへの階段を上るためのスタートラインにようやく立つことができたのだろう。3勝目、4勝目に向けて、さらなる飛躍を期待したい。
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